勅使河原 蒼風(てしがはら そうふう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.勅使河原 蒼風の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
勅使河原蒼風は、昭和時代に活躍した芸術家であり華道家です。幼い頃から父に花道を学びますが満足することなく、独自に草月流を創流しましした。前衛的で斬新な作風から「花のピカソ」と呼ばれ、日本だけでなく海外でも高く評価されています。勅使河原蒼風の書画は人気が高く、高値で取引されることもあります。
このページの目次
2.掛け軸作家「勅使河原 蒼風」についての概要
勅使河原蒼風は、従来の華道の型を否定し、斬新で自由な生け花を提唱しました。華道界の異端児とされていましたが、フランスからミシェル・タピエが来日すると、蒼風の作品を絶賛。それ以降は日本でも名が知られることとなり、国際的にも評価を得ました。また、バルセロナ個展ではサルバドール・ダリからも絶賛され、自宅にまで招かれています。日本の伝統である生け花を世界へと広めた第一人者であり、生け花の新たな発展へと貢献した人物です。生涯にわたり生け花の造形美を探求し続け、数多くの名誉ある賞を受賞しています。
3.掛け軸作家「勅使河原 蒼風」の生い立ちや歴史
勅使河原蒼風は1900年に大阪府で生まれました。1919年、志願して近衛隊に入隊。1926年に父と決別し、翌年1927年に草月流を創流。1928年に初めて草月流展を開き、1933年には初の個展を開きました。1946年には、いけばな教室を開講し米将校婦人らに生け花を教えます。1950年に、草月流展を関西で開き、1952年には海を渡ってニューヨークの国際フラワーショーに参加。1960年、フランスの芸術文化勲章を受章して、1961年にはレジオンドヌール勲章受章。さらに1962年にも芸術選奨を受賞しています。亡くなったのは1979年、急性心不全のため生涯の幕を閉じました。
4.勅使河原 蒼風の掛け軸作品の代表作一覧
- 二羽の鳥(1951年)
- 古事記連作 鳥髪(1966年)
5.勅使河原 蒼風の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
勅使河原蒼風は、華道家ですが、生け花だけでなく書や彫刻、絵画などでも活躍しました。掛け軸や色紙などは人気があり、積極的に買取が行われます。真作であることはもちろん、署名や落款が確認できる作品で、保存状態が良いものは高額な査定になることもあります。また、鑑定書や証明書、共箱などがそろっているかどうかも重要な査定ポイントです。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント
- 真作であるかどうか
- シミなどがなく保存状態が良好であるかどうか
- 保証書や鑑定書があるかどうか
- 共箱や共シールがあるかどうか
6.勅使河原 蒼風の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
勅使河原蒼風の作品は、稀にネットオークションでも取引されており、10,000円前後での取引がほとんどです。過去の取引では、縦130cm×横39cmの『紅椿之図』が11,500円で落札されていました。また、「月影」という文字が書かれた縦156cm×横42.3cmの掛け軸は15,000円という価格で落札されています。鑑定書があり、状態の良い作品であれば、より高額な査定も期待できるでしょう。
7.勅使河原 蒼風の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
勅使河原蒼風は前衛華道を世界に広め、造形芸術としての新たな華道を生涯追い求めました。ミシェル・タピエやサルバドール・ダリにも称賛され、多くの賞を受賞しています。今までの型にとらわれない自由な華道家として注目を集めた勅使河原蒼風は絵画や書などにも親しみました。勅使河原蒼風の作品をお持ちの場合は、ぜひ一度ご連絡ください。
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