後藤 象二郎(ごとう しょうじろう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.後藤 象二郎の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

後藤象二郎は幕末・明治期の武士、政治家です。平生は酒も飲まず、何よりも習字を好んだという後藤。明治期に残した彼の書簡や掛け軸は見事の一言で、高値での買取が期待できます。

このページの目次

2.掛け軸作家「後藤 象二郎」についての概要

武士の出でありながら文武両道の才に長け、数々の要人からの信頼を得ることにより明治以降は政治家として活躍した後藤象二郎。板垣退助とは竹馬の友であったことでも知られています。幕末から明治にかけて政治に大きく関わったことから、『竜馬がゆく』や『西郷どん』といった、TVドラマの登場人物としてもよく取り上げられており、知名度も高い人物です。

3.掛け軸作家「後藤 象二郎」の生い立ちや歴史

後藤象二郎は、1838年土佐藩士の息子として生まれました。幕末の動乱から明治にかけては政治家として活躍。「国政は諸侯・公卿・諸藩士の参加のもと行われるべき」という主張の「公議政体論」を唱え、前藩主であり事実上藩政を握っていた山内容堂の信頼を獲得。こうして共に大政奉還建白書を提出し、それにより徳川慶喜から大政奉還が行われることとなりました。その後1881年、明治政府においては幼少からの友であった板垣退助らと自由党を結成。1889年以降は現在の日本郵政の大臣のような役割にあたる逓相大臣や、農商務大臣などを歴任しました。

4.後藤 象二郎の掛け軸作品の代表作一覧

  • 後藤象二郎書
  • 後藤象二郎書翰:大隈重信宛(1871年)

5.後藤 象二郎の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

板垣退助のみならず、坂本龍馬や大隈重信、山内容堂といった数々の歴史の重要人物ともゆかりがあった後藤象二郎。彼らの間では少なからず書簡が交わされたことに加え、また、書を好んだ彼の掛け軸や書簡はそれ自体の完成度の高さにより、市場では高値で取引されています。書は保存状態や箱の有無、書簡であれば宛先なども査定額に大きく影響します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 後藤象二郎本人の作品であること(証明書や鑑定書があるとなお良いです)
  • 掛け軸であれば本紙や表紙の素材は何でできているか
  • 保存状態が良好で、オレやシミなどが多くないか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか

6.後藤 象二郎の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

後藤象二郎の作品は真贋不確かなものとして市場で出回っているものが少なく、多くは真作として少なくとも10,000円以上で取引されています。真作を謳っているもので落札された実績には、『後藤象二郎、三行書、紙本、掛軸』とするもので、サイズは本紙サイズが縦135cm、横幅34cm、表装サイズが縦192cm、横45cm。状態は「紙本、ウブ箱有り。本紙状態はウヴなままです。小シミ、小オレわずか。表装状態はウブなままです。小シミ、小オレあり。」とするものが25,000円の値段がついています。そのほか、『後藤象二郎、書簡、掛軸』とするもので、サイズが本紙縦18cm、横幅42.7cm、表具が縦87cm、横48cm、状態は「本紙の状態は折れあり、表具の状態は小シミあり。」となっているものに40,000円の値段がついています。

7.後藤 象二郎の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

幕末から明治の日本の政治シーンにおいて、影のキーパーソンでもあった後藤象二郎。彼がいなければ大政奉還は行われなかったかもしれません。そんな彼が残した書簡や掛け軸は、さすが平生から書道を好んだとだけあり、多くは体裁が美しく整えられ、残されています。書簡の宛名や時期によってはその時分の政治を左右した内容である可能性も低くなく、ものによっては高値がつくことも十分期待できます。作品をお持ちでしたら是非査定にお出しくださいませ。

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