白川 芝山(しらかわ しざん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.白川 芝山の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
白川芝山は日本の江戸時代後期の南画家、書家です。白川芝山は多くの分野で才能を発揮し、絵画・書画・掛け軸など多種の作品を制作しました。人気と実力がある人物ですが、現存作品は多くありません。もし蔵や押し入れで眠らせたままの白川芝山の作品があれば、是非お問い合わせください。
このページの目次
2.掛け軸作家「白川 芝山」についての概要
白川芝山(1759年〜1850年)は名を景皓、通称は芳介、号は芝山、大観堂や東山外史です。淡路国洲本金屋の、代々醸造業を営み裕福だった賀集家に生を受けました。1782年(24歳)で上京し、白川宮主催の席画会で賞賛を受けたことで以後白川姓を名乗りました。少なくとも1796年の東山新書画展観の目録に「白芝山」の名で出品していることから、この頃には白川を名乗っていたことが裏付けられています。
3.掛け軸作家「白川 芝山」の生い立ちや歴史
白川芝山は最初書を学び、草書に優れる唐の張旭(ちょうきょく)を手本としました。絵の師匠は不明ですが、現存作品を見ると南画風、長崎派風、或いは四条派風などを使い分けていることがわかります。また俳句にも堪能で、玉蕉庵と号して俳画も残しています。江戸の麻布飯倉に書画の塾を開き、渡辺崋山(わたなべかざん)を指導したことでも知られています。
4.白川 芝山の掛け軸作品の代表作一覧
- 歴代草書選
- おそみどり
- 四海句草子
- 猛虎図(1796年)
5.白川 芝山の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
白川芝山の作品は人気が高いだけに昔から、工芸印刷、手彩色の木版画といった偽物も多いです。鑑定が非常に難しい作家ですが、日本の百貨店や画廊などで目録や証明書付きで購入された作品であれば価値が保証されています。まずは白川芝山本人の真作であるかどうかが大きなポイントです。また保存状態は良いか、制作された年代やタイトルがはっきり分かっているかなどの一般的な骨董品の査定基準ポイントもあてはまります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 白川芝山本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
- 素材は何でできているか
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
6.白川 芝山の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
取引相場価格は、保存状態や作品の種類によって大きく変わります。白川芝山の作品はあまり市場に出回っていないため、希少価値も高く高値での取引が見込めるので、もし蔵や押し入れで眠らせたままの白川芝山の作品があれば、一度査定に出されてみることをお勧めします。
7.白川 芝山の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
絵画にも書にも長けていた白川芝山は掛け軸や俳画など多種の作品を残しました。市場価値が高いことから、写しや贋作も多いので注意が必要です。真作の場合でも、証明書や鑑定書がない場合は査定額が低くなる可能性があります。落款やサインから真作である信憑性が高い作品であれば、思わぬ高値がつく可能性があります。
その他の掛け軸について
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