荒井 寛方(あらい かんぽう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.荒井 寛方の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
荒井寛方は仏教関連の作品が数多くある画家です。インドで教鞭をとったり、ローマの遺跡などを巡ったりした経験豊富な人物です。文展や美術展等に数多く出品した経験があり、現在に至るまで荒井寛方の画を好む人は沢山います。昭和20年に福島県郡山駅で急逝するまでの5年間は法隆寺の壁画の模写事業の責任者でした。その作品は今でも高く評価されています。このページの目次
2.掛け軸作家「荒井 寛方」についての概要
栃木県生まれの日本の画家です。22歳の時に上京、水野年方に入門し歴史画・風俗画を学びます。明治40年に始まった文展の第一回から第五回まで連続で入選し活躍しました。その後、日本美術院第2回展に出品した「乳糜供養」が認められ、タゴールに招かれてインドに渡り教鞭をとりました。さらにアジャンター洞窟に行き壁画を模写します。帰国後、仏教関連からヒントを得て院展を中心にして数多くの作品を出品。出品された多くが仏教関連であることから「仏画の寛方」と呼ばれました。大正13年から翌年にかけて中国を訪問します。この頃から作品の趣向が変わり始め、日本の古典を中心とした画風になりました。昭和15年法隆寺金堂壁画の模写事業の主任画家と選任されましたが、途中で急逝し残念ながら生前に完成を見ることはありませんでした。3.掛け軸作家「荒井 寛方」の生い立ちや歴史
昭和11年に栃木県に生まれました。水野年方に入門し歴史画を中心に学び、後に国華社に勤務します。昭和40年の第一回文展から昭和44年の第五回文展まで連続して入選し名をあげました。大正5年にタゴールに招かれて渡印。ビヂツトラ美術学校で教鞭をとり、帰国後は院展等に毎年仏教関連を中心とした作品を出品します。昭和15年から法隆寺の壁画の模写事業の主任画家として選ばれますが、完成を見ることなく昭和20年に福島県郡山駅で急逝しました。享年68歳。4.荒井 寛方の掛け軸作品の代表作一覧
乳糜供養(1915年)羅浮仙(1927年) 龍虎図(1931年)
5.荒井 寛方の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
査定の最も重要なポイントは荒井寛方の真作であるかどうかです。鑑定書などの真作であることを証明できるものを提出できると査定額が高くなる可能性があります。また、作品の保存状態も大切で、保存状態の良し悪しも査定額に響いてきます。箱つきかどうかも査定のポイントになるので注意が必要です。代表的な掛け軸作品の査定ポイント
- 荒井寛方本人の作品であるかどうか
- 鑑定書等の証明するものがある
- 保存状態が良好で箱付きである
- 修復がされていないかどうか
- 作品内に作者の署名がある
6.荒井 寛方の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
荒井寛方は仏教関連の画を得意としていたために、仏教関連の掛け軸は比較的高値で取引されています。例えば観音菩薩が描かれた画の掛け軸は56,000円の取引価格がつけられています。真作でサイズが縦約132cm×幅約54cm、箱付きで、保存状態はシミや汚れがあり良好とは言い難い作品です。荒井寛方の掛け軸は2,000円~100万円と真作贋作含めて作品の種類や状態によって価格帯に幅があります。7.荒井 寛方の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
荒井寛方は数多くの文展・美術展に出品経験がある人物です。後世になると画の趣向は変わりましたが、全盛期は仏教関連の画を得意とし評価されていたために、市場では高値で取引されています。真作で状態もよければ100万円の値段がつくこともあり高額の査定が期待できます。その他の掛け軸について
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