張 大千(ちょう だいせん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.張 大千の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
張大千は、「500人に一人の画家」と称えられてもいる、現代中国屈指の大家です。溌墨技法を復活させ溌彩にまで高めた山水画など、天性の才を駆使し傑作を数多く世に送り出しました。作品の市場価値は極めて高く、真作ともなると予想以上の高値で査定されるこも多いです。
このページの目次
2.掛け軸作家「張 大千」についての概要
張大千は国際的な評価も非常に高く、2011年のオークションでは、中国の近現代の書画では初の億元の大台を超える1億80万元(当時の為替レートで約13億円)で作品が落札されるなど、高額落札の実績でも有名です。詩、書、画、篆刻など多様な分野で稀有な才能を発揮し、中国美術史に唯一無二の地位を築いています。
3.掛け軸作家「張 大千」の生い立ちや歴史
1899年、四川省内江に張大千は生まれました。早くから中国絵画の古典に学び、1917年、19歳の時には京都に留学し、染色を勉強しました。帰国後は上海で伝統手法の習得に励みながら、創作活動を展開します。そして、古典に霊感を得て描いた蓮の花の典雅な画風が、大きな評判を呼ぶようになりました。1950年代からは、ブラジルやアメリカなど海外に居を移します。この時の西洋絵画との出会いが彼の芸術をさらなる発展に導き、1957年、『秋海棠』という作品がニューヨーク国際芸術学会で金賞を獲得しました。1978年からは台湾を拠点に水墨画を極め、多くの傑作を発表していきます。1983年、84歳で逝去しました。
4.張 大千の掛け軸作品の代表作一覧
- 秋海棠(1957年)
- 廬山図(1983年)
- 撥墨荷花図
- 中郎授女図
- 渓橋行船図
5.張 大千の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
国際的な知名度と人気を誇る作家のため、肉筆の作品の場合、買取価格はおおむね高くなっています。さらに真作保証されたもの、作家の技の真骨頂が映える山水画や鮮やかな色彩が残る保存状態のよい作品などは、さらなる高額査定となるケースも多いです。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 保存状態は良好か(シミ、カビ、欠けなどがないか)
- 画題は何であるか
- 作者本人の署名(落款)があるか
- 張大千の真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良し)
- 付属品は揃っているか(共箱・袋・軸先などが残っているか)
- 展覧会に出展されたことのある作品かどうか
6.張 大千の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
真作の場合、市場に出品された作品は10万円以上の値をつけることも多くあり、その価値は極めて高いと言えます。さらに、画題や作品の保存状態によって非常に高額となることもあります。肉筆保証された山水画の紙本の掛け軸が、作家独自の溌墨と溌彩の境地が冴えわたる優品で、筆致や色彩が臨場感を持って感じられるほど作品の保存状態も良好だったこともあり、240万円で落札された実績があります。
7.張 大千の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
張大千は20世紀中国の最も成功した芸術家の一人であり、台北の住居は現在張大千記念館としてその功績を伝えています。類まれな才能は、古典絵画の模写を本物だと思わせてしまうほどでした。世界のコレクターが作品を熱望していると言え、高額での落札実績も多数あります。お手元に作品がありましたら、査定に出されることが最良です。
その他の掛け軸について
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