范 曾(はん そう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.范 曾の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

范曾は、一気呵成に仕上げる筆勢あふれる作品が高い支持を得ている現代中国屈指の芸術家で、「中国人物画の鬼才」と称賛されています。ドイツ、アメリカなど海外でも展覧会を開催し、また、作品の高評価のため世界の大学で幾度も講演を行うなど抜群の知名度を誇っています。期待を上回る高額査定の可能性も高い作家です。

このページの目次

2.掛け軸作家「范 曾」についての概要

范曾は、詩、書、画だけでなく文学、歴史、哲学、仏教にも豊富な知識を持つ当世きっての美と知の巨人としても知られています。深淵な伝統への理解あってこそ成し遂げたとも言える人物画の革新、高潔な風格漂う書の傑作など現在進行形で美術史にその名を刻み続けています。日本とも関係が深く、岡山市には中国本国にもない「范曽美術館」があります。

3.掛け軸作家「范 曾」の生い立ちや歴史

1938年、中国江蘇省南通に范曾は出生しました。字は十翼といいます。生家は詩文に秀でた名門で、幼少の頃から画の鍛錬に励みました。13歳の若さで美術協会に参加するほど力を着けた范曾は、中華美術学院でさらに絵画を探究を深めた後、創作活動のかたわら美術指導にも尽力しました。1979年には、東京、大阪で展覧会を開催し、その後、海外にも活動の場を広げます。アメリカ、ドイツ、香港でも展覧会を成功させ、2010年にはフランスから叙勲を受けるなど、国際的にも中国を代表する美術家として決定的な地位を築いています。

4.范 曾の掛け軸作品の代表作一覧

  • 庄子显灵记(2005年)
  • 范曾自述(2010年)
  • 老子出关
  • 钟馗神威

5.范 曾の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

現在も第一線で活躍している作家であり、市場では比較的保存状態の良い作品も出回っています。肉筆の作品などはおおむね高値で取引されることが多いと言え、尺の大きなもの、色彩の鮮やかさが際立つものなどは、さらに高値での落札となることもあります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 范曾の真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良し)
  • 尺の大きさはどうか
  • 付属品は揃っているか(共箱・袋・軸先などが残っているか)
  • 作者本人の署名(落款)があるか
  • 保存状態は良好か(シミ、カビ、欠けなどがないか)
  • 展覧会での出展実績などあるかどうか(目録や解説などあるとなお良し)

6.范 曾の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

現在市場では、真作はもちろんのこと肉筆の作品も高評価を得ており、作品のサイズが大きいもの、画題や表現など完成度の高いもの、より作品の保存状態のよいものはさらに価値が高騰しています。真作では縦136cm、横68cmの紙本掛け軸の『老子出関図』が、軸先など付属品の状態もよく、163,001円で落札されています。また、『十二生肖文絵図』という肉筆保証済みの紙本の巻物は、本紙が縦35cm、横480cmの大きな作品で、署名、落款があり、画面に鮮やかな色彩と流れるような筆致が映える大作で、付属品を含め作品全体の保存状態もよかったため、201,000円で落札されています。

7.范 曾の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

范曾はユネスコ文化特別顧問就任や2008年の四川大地震での巨額の寄付などで、さらにその名を馳せています。西武百貨店や高島屋など日本での展覧会開催実績も多く、作家の名品が残っている可能性も高いと言え、高額査定につながる好機です。お手元に作品がありましたら、ぜひ査定に出されることをおすすめいたします。

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