古川 大航(ふるかわ だいこう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.古川 大航の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
古川大航は近現代の禅僧です。臨済宗のなかでも指折りの大寺、妙心寺をとりまとめる管長を長くつとめました。名僧であると同時に芸術にも優れていたとされ、氏がのこした掛け軸は書画を問わず高い人気をほこります。
このページの目次
2.掛け軸作家「古川 大航」についての概要
古川大航(本名、宋琢)は大正から昭和にかけての臨済宗において、まさに中心的存在でした。81歳で妙心寺管長になると、一度もその座を下りることなく活躍しつづけました。とくに注目に値する仕事は国内外を問わない巡教でしょう。管長の任期中に日本全国はもちろん、中国やインドといった世界各地をめぐり、聖地で布教活動にはげみました。こういった活躍から古川大航を「名管長」と呼ぶ声も少なくありません。
3.掛け軸作家「古川 大航」の生い立ちや歴史
1871年に埼玉県で生まれ、13歳で臨済宗清見寺に入ります。8年間のきびしい修行に耐えた古川大航は1892年に臨済宗大本山妙心寺へうつりました。学問と芸術に長け、すぐれた人格者でもあった古川大航は妙心寺でじょじょに頭角をあらわします。1932年には臨済宗宗務総長、そして52年に妙心寺管長となり、以後16年もの長きにわたって管長の任を果たしました。1968年にこの世を去るまで、古川大航は誉れ高い名管長でありつづけたのです。
4.古川 大航の掛け軸作品の代表作一覧
本業ではないにもかかわらず、古川大航の掛け軸は市場で高い需要をもっています。氏の作品は書と画がのこされていますが、どちらにせよ高値買取を目指すならば真作と証明したいところです。また、保存状態、共箱などの付属品、サイズといったポイントも査定額に影響してきます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 古川大航本人の署名が残されているか
- 欠けやシミなどの傷・汚れはあるか(ただし目立つからといって自分で修復しないこと)
- 掛け軸そのものを構成する素材の種類
- 付属品があればすべて作品とまとめる(真贋判定の貴重な資料となるため)
- 古川大航の作品だと保証する正式な鑑定書もしくは証明書の有無
5.古川 大航の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
書ならば真作を謳う「紙本、肉筆、桐箱二重箱付。本紙・表装共に良好です。」と説明された、軸丈222cm×57cmの『六字名号』という作品が65,000円で取引された実績があります。絵の場合ですと、真贋、状態、サイズなどの情報をまったく記載せず「美品」とだけする『達磨』がネットオークションに出品され、50,000円で落札されました。参考画像を見るかぎりでは比較的きれいな状態で、署名らしき筆書きも確認できます。しかし、具体的な情報がない作品がこの値段で売買される例はめずらしいといえるでしょう。
6.古川 大航の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
古川大航は昭和期の臨済宗をささえた偉大な僧侶です。氏の掛け軸はくわしい情報を提示しなくても数万円での売買が成立しえます。プロの査定をとおして真贋や保存状態の良し悪しをハッキリさせれば、買取価格は間違いなく上昇します。掛け軸にひめられた本当の価値を知る。査定とはそのために必要なおこないといえます。
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