藤井 誡堂(ふじい かいどう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.藤井 誡堂の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
藤井誡堂は近代の禅僧です。臨済宗でも有数の名寺である大徳寺を復興させ、第515世管長をつとめました。茶道に深い造詣をもっていたといわれており、自作の茶道具が多くのこされています。その中には茶の間にかける掛け軸もあり、市場でも比較的高値で取引されています。また、大徳寺管長の立場から名品の箱書きも頼まれていたようで、こちらも高額査定が期待できます。
このページの目次
2.掛け軸作家「藤井 誡堂」についての概要
藤井誡堂は昭和期の臨済宗大徳寺に在籍していた禅僧です。彼が修行していた大徳寺は、かの千利休が茶道をたしなむ拠点としていた歴史をもっつ、いわば茶の本場。その大徳寺においてなお「歴代管長のなかでも茶席で人気が高い」と評されるほどの茶人だったのが藤井誡堂です。僧侶としても、戦後より大徳寺の復興に尽力し、次代へ引き継ぐ功績をのこしました。
3.掛け軸作家「藤井 誡堂」の生い立ちや歴史
藤井誡堂(1898年~1984年)の僧侶人生において最も大きな仕事に戦後の大徳寺復興があげられます。瑞巌、雲窓といった僧侶と力を合わせて復興に従事しました。茶道具にくわしかった藤井誡堂は、江戸時代に端を発する紫野焼の復活にとくに貢献しました。
4.藤井 誡堂の掛け軸作品の代表作一覧
藤井誡堂の掛け軸はおもに、本人が筆をとった茶掛書と、氏が鑑定した証に箱書きをくわえた他人の作品があります。いずれにしても藤井誡堂本人の作か否かで査定額がおおきく変動してきます。他にも作品のサイズや折れやシワといった保存状態の劣化も査定のキモといえるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 現在の保存状態はどうか(よくない場合は高温多湿と直射日光を避けて保管すべき)
- 真作ならば保証する鑑定書または証明書の現存が望ましい
- 真贋判定に役立つ共箱や共布といった付属品はあるか
- 藤井誡堂本人の署名がなされているか(落款や為書があるか)
- 掛け軸自体の素材の良し悪し(いい作品にはいい表装を施す傾向にある)
5.藤井 誡堂の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
藤井誡堂の掛け軸ですと、状態が優れているものならば数万円程度で近年は安定しています。たとえば「自筆、懐紙、横物。保証品。状態は大体良好」とする全体127cm×60cmの『紅炉一点雪』には67,000円で買い手がつきました。名品に藤井誡堂が箱書きをくわえた作品ならば、まぎれもない円能斎の作と謳うもので「名家であった御家からの初出しの品のひとつです」とする「紙本、肉筆、軸先木製、落款。少しオレが見られる程度」と状態を説明する『松風』(全体115cm×55.5cm、本紙30.5cm×52.5cm)が330,000円で取引された実績があります。
6.藤井 誡堂の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
藤井誡堂は優れた茶人でもあった禅僧です。彼の掛け軸はとても需要が高く、数万円以上の価格をつけられているものが数多くあります。また、藤井誡堂の箱書きがついた掛け軸ならば数十万円の高額査定も夢ではありません。掛け軸にひめられた価値を知るにはプロのチェックが必要です。ご自宅の物置などに「もしかして」とおもう掛け軸がありましたら、まずは査定にオススメします。
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