柳原 愛子(やなぎわら なるこ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.柳原 愛子の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

柳原愛子は明治天皇の典侍であり、大正天皇の生母です。波乱の人生を送ったことでも知られ、「筑紫の女王」とも呼ばれた大正〜昭和の歌人、柳原白蓮の叔母としても知られています。短歌、俳句にも優れた柳原愛子は、生前に絵、和歌、書道などの作品を残しました。

このページの目次

2.掛け軸作家「柳原 愛子」についての概要

明治天皇の典侍であった柳原愛子は和歌に優れ、宮中の歌会始に3回も撰歌したと言われています。皇太子妃の頃の貞明皇后の教育を担っていた際も暖かく妃を支え、宮中女官達への気遣いなどもよくされていたことから、宮中では多くの人々に慕われていたようです。豊かな感性と、流麗な筆致が素晴らしい、上品な作品が特徴です。

3.掛け軸作家「柳原 愛子」の生い立ちや歴史

柳原愛子は1859年、鎌倉末期から続く柳原家の次女として生まれました。愛子が11歳の時に議奏として宮中に仕え始め、その後着実に、掌侍、権典侍として昇進していきます。20歳の時に大正天皇を出産したその後も宮仕えを続け、43歳には女官の筆頭として昭憲皇太后の還暦を祝いました。1943年に死去しています。

4.柳原 愛子の掛け軸作品の代表作一覧

由緒正しい家柄であり、大正天皇の生母でもある柳原愛子。宮中歌会始に3回も撰歌したとも言われる豊かな感性と美しい筆致は作品そのものも高く評価されています。色紙や掛け軸に作者の名前があることや、付属品が揃っていることが査定におけるポイントとなります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 柳原 愛子本人のであるか(証明書や鑑定書があればなお良し)
  • 素材は何でできているか
  • シミや汚れ、欠けなどがないか
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 付属品は全て揃っているか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額を上乗せできます)

5.柳原 愛子の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

柳原愛子の作品の取引相場は、真偽不確かなものでは数千円から出回っています。国内のオークションで、柳原愛子筆の『春江霞乃歌』とするものが49,500円で落札されました。こちらの作品のサイズは表装が縦125.5cm、横69.7cm、作品は縦34cm、横50cmで、入江為守の識箱と二重箱が付属。経年劣化による多少のやけやしみ、折れなどはあるものの、鑑賞には支障をきたさない程度という条件で出品されました。他には、『月前落葉』とされる和歌の掛軸は32,000円にて落札された実績があります。こちらは、表具が縦180cm、横36cm、本紙は縦36cm、横6cmで、阪正臣の極箱がついています。紙本・本紙には薄いシミがあるとの解説つきです。

6.柳原 愛子の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

女官として宮中に仕えながらも、豊かな感性で多くの和歌を残した柳原愛子。大正天皇の生母でもあり、優しく、気遣いのできる女性であったことから、明治天皇が崩御した後には準皇族の扱いを受け、大正天皇がご臨終の際には枕辺で別れを告げたという逸話も残しています。影で皇室の存続を支えた柳原愛子。その身分も影響し、柳原愛子の作品には高額査定が見込めます。もし作品をお持ちであれば、一度査定に出されてみることをお勧めします。

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