斎藤 清(さいとう きよし)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.斎藤 清の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
斎藤清は、版画家です。独学で木版画制作を始め、第5回日本版画協会展に初めての木版画『子供座像』『少女』を初出品しました。それらが入選を果たしたことから以後、版画制作へ傾倒していきました。世界各地の国際版画展に招待出品を重ね、国内外を問わず多くの栄誉に輝き、1995年には文化功労者に顕彰されました。
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2.掛け軸作家「斎藤 清」についての概要
斎藤清は戦後日本人初の国際展受賞者であり、日本の現代版画の可能性を世界へ広めるきっかけとなりました。その後国内はもとよりアメリカ、メキシコ、フランスなどへスケッチに出かけ作品化しました。ここから誕生した数々の作品はまず海外で高く評価され、斎藤清の名前はそのあと日本国内へ広まっていきました。
3.掛け軸作家「斎藤 清」の生い立ちや歴史
斎藤清(1907年〜1997年)は福島県会津坂下町窪で誕生し、4歳の時北海道夕張へ移住しました。小さい頃から童謡を作って雑誌に投稿したりイラストを描くことが趣味でした。小樽の看板店、広告研究社に就職しましたが24歳で上京し、宣伝ポスターの仕事をしながら油絵を独学しました。44歳の時、第1回サンパウロ・ビエンナーレ展に木版画『凝視 (花)』を出品、これが戦後日本人初の国際展受賞となる、在サンパウロ日本人賞を受賞しました。
4.斎藤 清の掛け軸作品の代表作一覧
- 猜疑
- 少女
- ミルク(1948年)
- 凝視(花)(1951年)
5.斎藤 清の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
日本の伝統表現に西洋の近代造形を取り入れたオリジナルな木版画技法を確立した、斎藤清。ニューヨーク・タイムズに取り上げられ絶賛されるなど海外でも高い評価を受けていますので、斎藤清の作品は種別や年代を問わず高額査定が期待できるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
- 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
- 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
- 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
- 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)
6.斎藤 清の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
斎藤清の作品の買取相場価格は100万円を超えることもしばしばあります。国内のネットオークションで斎藤清の『慈愛』は140万円で取引されました。この作品は94cm×63.9cm、木版画で、直筆サイン、落款入りという真作の保証が確かなものであったため高値で取引されました。
7.斎藤 清の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
斎藤清は自然や事物等から独自の視点で見つけ出した構図を簡略化し、その上で豊かに表現することのできる類い稀な芸術家です。好条件で査定が受けたいなら、保存状態が良い、箱などの付属品があることもあらかじめ確認しておきましょう。斎藤清の作品の売却をお考えでしたら、一度ご相談ください。
その他の掛け軸について
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