三輪 壽雪(みわ じゅせつ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.三輪 壽雪の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
三輪壽雪は、萩焼の陶芸家です。兄の三輪休雪が隠居すると、三輪窯を受け継ぎ十一代休雪を襲名しました。1976年紫綬褒章、1982年には勲四等瑞宝章を受章、1983年4月に重要無形文化財萩焼保持者(人間国宝)に認定されました。
このページの目次
2.掛け軸作家「三輪 壽雪」についての概要
三輪壽雪の作風は、萩焼の伝統を受け継ぎながらも独自の感覚を吹込んだもので、因習的な茶陶の作風に新たな展開を示し、豪快かつ大胆なスタイルで人気を博した三輪壽雪は近代萩焼の革新者とも称されました。
3.掛け軸作家「三輪 壽雪」の生い立ちや歴史
三輪壽雪(1910〜2012年)は山口県萩市で生まれ、生家は代々萩焼を家業としていました。三輪壽雪は、旧萩藩御用窯でもあって家督を継いでいた次兄の三輪休和を助けながら陶技を学びました。兄の三輪休雪とともに、藁灰釉を活かした伝統的な萩焼の白釉を革新させ、純白に近い、いわゆる「休雪白」を創造しました。
4.三輪 壽雪の掛け軸作品の代表作一覧
- 萩茶碗
- 萩焼徳利
5.三輪 壽雪の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
三輪壽雪はそれまで注目されてこなかった桃山時代のダイナミックなスタイルを現代に甦らせることで、美術としての萩焼を創出させました。知名度が高いことから、贋作も多く出回っています。そのため三輪壽雪の真作であるかどうかが大きなポイントとなっています。鑑定書や証明書などがあれば、高額査定になる可能性があるでしょう。また保存状態が良いか、箱があるかなども査定額UPの重要な要素です。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名・落款(らっかん)があるか
- 希少な作品であるか(欲しがる人が多いほど買取価格はあがります)
- 素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)
6.三輪 壽雪の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
三輪壽雪の作品は100万円を超える高値がつくことも珍しくありません。国内のネットオークションで三輪壽雪の『白萩窯変割高台茶碗』は130万円、『割高台萩茶碗』が110万円で落札されました。これらの作品は無傷完品、本物保証という条件で出品されたものです。このように三輪壽雪の真作であることが証明できるなら、掛軸作品も同様に高値で取引される可能性は高いでしょう。
7.三輪 壽雪の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
三輪壽雪は土練機を用いず土踏みでの粘土作りを続けるなど、全ての作陶過程を自らの手で行う事にこだわりを持ち、晩年まで活動を続けました。三輪壽雪の作品の売却を考えているなら、人間国宝として認められた三輪壽雪の作品はすぐに買い手が付くでしょう。高額査定を希望するなら真作証明できることはもちろん、作品の保存状態、付属品が揃っていることも確認しておく必要があります。
その他の掛け軸について
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