花井 抱甕(はない ほうよう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.花井 抱甕の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
花井抱甕は三重県出身の日本画家です。菊池芳文や竹内栖鳳に師事し、京都画壇で広く活躍しました。明治・大正期の近代日本画界で興った革新的な造形表現を試みた一人として注目される作家です。
このページの目次
2.掛け軸作家「花井 抱甕」についての概要
花井抱甕は、明治・大正期に活躍した日本画家です。49歳で没するまで京都で活動を続けました。東洋的な絵画世界を基調としながらも、西洋と東洋の写実表現が交じり合ったような大正期独特の世界を展開し、幅広い画力を示しました。
3.掛け軸作家「花井 抱甕」の生い立ちや歴史
花井抱甕、本名・花井群雄は1879年、三重県久居市に生まれました。画の道を志して京都市立美術工芸学校絵画科に進み、菊池芳文や竹内栖鳳に師事しています。卒業後は栖鳳門下の「水曜会」や「鴨緑茶話会」に参加し、また豊島停雲や川畑春翠と「鼎画会」を結成。平井楳仙、松宮芳年らと「桜花会」を結成するなど、京都を中心に精力的に活動しました。第10回文展、第2回帝展で入選しますが、1928年49歳で死去しました。
4.花井 抱甕の掛け軸作品の代表作一覧
- 山間の村(1916年)
- 麓の在所(1920年)
- 白鷺図
- 舞妓
5.花井 抱甕の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
花井抱甕本人の作であることを証明できる、鑑定書や証明書の類、または確かな署名や落款があることが重要です。また、状態やサイズ、仕立てによっても大きく査定金額が変動いたしますので、ご留意ください。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 希少な作品であるか
- 花井抱甕の署名・落款があるか
- 状態は良好か
- 素材や仕立てはどのようなものか
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- どれくらいの大きさか
6.花井 抱甕の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
残念ながら花井抱甕の作品はあまり出回っていません。希少価値の高い作家の一人といえましょう。近年には『白鷺図』という大作が発見され、高い評価を得て三重県立美術館に収蔵されました。画力の高い作家であるのは間違いないので、作品によっては高価買取も十分に期待できると思われます。
7.花井 抱甕の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
栖鳳や芳文に学び、京都画壇で新しい近代日本画表現に取り組んでいた花井抱甕。49歳の若さで筆をおくことになったのが惜しまれる作家です。花井抱甕の作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出されることをお勧めいたします。
その他の掛け軸について
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