清原 雪信（きよはら　ゆきのぶ）の掛け軸買取を実施中！【SATEeee掛け軸買取】へ

1.清原 雪信の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

清原雪信は江戸時代において狩野派随一とされた閨秀画家です。当時の人気は非常に高く、談林や蕉風、与謝蕪村の俳句に読まれたり、浄瑠璃や歌舞伎作品などにも雪信をモデルとした「雪姫」という人物が登場するなど、その存在はもてはやされ一世を風靡したようです。

2.掛け軸作家「清原 雪信」についての概要

清原雪信は江戸前期に活躍した狩野派の絵師です。源氏物語や小野小町といった、古典文芸に取材した作品を数多く描きました。また観音図や花鳥画など、狩野派が得意とする漢画系の画題も手掛けていますが、それらの筆はたおやかで清楚な趣きをもったものとなっています。

3.掛け軸作家「清原 雪信」の生い立ちや歴史

清原雪信は父は探幽門下四天王の一人・久隅守景、狩野探幽は母方の大叔父という一流の画の家系に生まれ、絵を探幽に学びました。白井華陽筆の『画乗要略』では、識者は女性画家の中で一番と讃えた、とあります。清原氏に嫁いだか、母方の祖父姓・清原を名乗ったか、その生涯には諸説ありますが、当時非常に高い人気を誇ったことは間違いなく、作品も多く遺されています。

4.清原 雪信の掛け軸作品の代表作一覧

• 花鳥図
• 源氏物語画帖
• 小督図
• 紫式部図
• 小野小町図

5.清原 雪信の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

清原雪信の作品では、常に「清原氏女雪信筆」と署名があり、「清原女」の朱文印を押した作例が多いとされています。その他にも雪信ならではの特徴がありますので、下記のポイントを踏まえた上で専門家の眼が必要になってきます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

• 画題はなにか
• どのような仕立てか
• 清原雪信の署名・落款があるか
• どのくらいのサイズか（雪信の作品は小品に優れた作品が多いとされています）
• 付属品の欠けはないか（共箱・共布・栞などが揃っているか）
• 傷み具合はどうか（保存状態が良好であれば評価額が高くなります）

6.清原 雪信の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

清原雪信の作品はネットオークションで271,000円で落札された実績があります。絹本着色の横幅で、画題は『王昭君図』、サイズは掛軸全体が122cm×72.5cm、画寸は36.5cm×58cm、状態は「表具少シミ、本紙少ヤケ」とあり、 サントリー美術館『謡曲のイコロジー展』出陳並図録所載されたものでした。

7.清原 雪信の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

清原雪信の作品は、掛け軸仕立ての着色画が多いとされています。また小ぶりな作品にむしろ本領が発揮されているため、小品でも評価は下がらないでしょう。もし清原雪信の作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出してみることをお勧めいたします。

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