狩野 甚之丞(かのう じんのじょう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.狩野 甚之丞の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
狩野甚之丞は、安土桃山時代から江戸時代初期に活躍した狩野派の絵師です。狩野光信の画法をよく学び、狩野甚之丞の作品は繊細さと優美さをさらに深化させた画趣を持っています。とりわけ人物表現に個性を出した風俗画は現代においても高い評価を得ています。
このページの目次
2.掛け軸作家「狩野 甚之丞」についての概要
狩野甚之丞(1581年〜1626年)は、31歳の時に名古屋城障壁画制作に参加しました。名古屋城の障壁画の中で最も知られている対面所の風俗画や表書院二之間障壁画は狩野甚之丞の作とするのがほぼ定説となっています。
3.掛け軸作家「狩野 甚之丞」の生い立ちや歴史
狩野甚之丞は狩野宗秀の嫡男で、狩野永徳の甥に当たります。幼名は甚吉、号は真説、元秀です。度重なる障壁画制作の褒賞として法橋位に叙されました。
4.狩野 甚之丞の掛け軸作品の代表作一覧
- 唐人物図屏風(1613年)
- 柳下高士図襖(1619年)
- 酒仙図屏風
- 帝鑑図屏風
- 韃靼人狩猟打毬図屏風
5.狩野 甚之丞の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
狩野甚之丞は父の宗秀と同じ「元秀」「真設」印を用いたことから混同されやすく、どちらの筆か意見が割れる作品も存在します。また、贋作も多く出回っていることから、査定においては狩野甚之丞の真作であるかどうかが大きなポイントとなっています。そのほか、作品の保存状態、付属品が揃っていることも合わせて確認しておきましょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名・落款(らっかん)があるか
- 希少な作品であるか(欲しがる人が多いほど買取価格はあがります)
- 素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)
6.狩野 甚之丞の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
狩野甚之丞の作品は現代の美術品市場に出回ることはほとんどなく、実際の買取相場価格は残念ながら不明です。取引相場価格は保存状態や作品の種類によって大きく変わります。鑑定書や烙印などから狩野甚之丞の真作であることが証明できれば、高値で取引される可能性があるでしょう。
7.狩野 甚之丞の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
狩野甚之丞は穏やかな作風で知られ、多種の作品を制作しました。なかでも狩野甚之丞が手掛けた繊細優美な掛け軸は人気があり、そのため高値で取引される可能性があります。また保存状態が良いか、箱があるかなども査定額UPの重要な要素です。狩野甚之丞の作品の売却をお考えでしたら、一度ご相談ください。
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