伊藤 素軒(いとう そけん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.伊藤 素軒の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
伊藤素軒は、明治から昭和にかけて活躍した日本画家です。滞米4年の後、和洋折衷の絵を描くようになりましたが最終的には日本画に専念しました。伊藤素軒は「鯉の名手」と称され、鯉を題材にした躍動感あふれる作品を多数残しています。
このページの目次
2.掛け軸作家「伊藤 素軒」についての概要
伊藤素軒は1925年の第6回帝展に出品した「池二題(いけにだい)」が入選し、これをきっかけに鯉の絵を多く描くようになりました。また、森鴎外と交流があったことで知られることから、津和野の鯉を実際に目にして育ったのではないかという憶測もあります。
3.掛け軸作家「伊藤 素軒」の生い立ちや歴史
伊藤素軒(1876年〜1957年)は日原の旧家である泉屋(いずみや)の三男に生まれました。1899年に京都で帝室技芸員の今尾景年の門下に入り、1908年にアメリカへ渡りました。アメリカで絵の勉強をしていた時に、日本からの依頼を受けボストン美術館にある平治物語絵巻の模写を110日間かけて完成させました。その後アメリカのエール大学を終了し、日本へ帰国したのは1913年の時でした。
4.伊藤 素軒の掛け軸作品の代表作一覧
- 池二題(1925年)
5.伊藤 素軒の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
伊藤素軒の作品は人気が高いだけに昔から、工芸印刷、手彩色の木版画といった偽物も多いです。鑑定が非常に難しい作家ですが、日本の百貨店や画廊などで目録や証明書付きで購入された作品であれば価値が保証されています。まずは伊藤素軒本人の真作であるかどうかが大きなポイントです。また保存状態は良いか、制作された年代やタイトルがはっきり分かっているかなどの一般的な骨董品の査定基準ポイントもあてはまります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 伊藤素軒本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
- 素材は何でできているか
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
6.伊藤 素軒の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
多くの作品を制作した伊藤素軒ですが、伊藤素軒の作品が市場に出回ることは稀です。そのため実際の買取相場価格は残念ながら不明となっています。保存状態や作品の種類によって取引相場価格は大きく変わり、鑑定書や烙印などから伊藤素軒の真作であることが証明できるならすぐに買い手はつくでしょう。
7.伊藤 素軒の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
伊藤素軒はアメリカへ留学をして洋画を学びましたが、帰国後は日本画に回帰しました。鯉をテーマにした伊藤素軒の作品からは、悠然と泳ぐ鯉に自身の生命を投影させているかのような印象を受けることができるでしょう。伊藤素軒は国内外で知名度があり市場価値も高いことから、作品が真作であることが証明できる、また保存状態が良好であれば高額査定の可能性があります。
その他の掛け軸について
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