三島 中洲(みしま ちゅうしゅう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.三島 中洲の作品を売りたいお客様へ
三島中洲は、幕末から明治、大正時代の漢学者で、現在の二松學舍大学の前身である漢学塾二松學舍を創設しました。書道の発展にも寄与し、自らも多くの書を揮毫しています。作家直筆の作品を収集するコレクターも多いと言え、意外な高値となる可能性もある作家です。
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2.三島 中洲についての解説
三島中洲(1831年~1919年)は名は毅、字は遠叔、通称は貞一郎といい、中洲などと号しました。備中(現在の岡山県)の出身です。松山藩士として、明治元年に譴責を受けた藩の危機を打開するなど大きく貢献しました。新政府のもとでは、新治裁判所長、大審院特選判事などを歴任し、法律家としても活躍しています。また、東京高等師範学校、東京帝国大学古典科で教鞭を取り、漢学の教育にも心血を注ぎました。
3.三島 中洲の歴史
三島中洲は、備中国中島村村長、三島寿太郎正昱の二男として生まれました。備中松山藩の山田方谷、伊勢国津藩の斎藤拙堂に師事し儒学を勉強しています。1856年からは松山藩に出仕し、1858年、28歳の時に江戸の昌平黌に入り、佐藤一斎、安積艮斎につき学びました。1872年、明治新政府から招聘され司法省に仕官し法官を務めます。さらに1877年には漢学塾二松學舍を創設するなど、日本における漢学の復興に力を尽くしました。1896年からは東宮侍講として皇太子の教育も務め、享年90歳で逝去しました。
4.三島 中洲の代表作
- 詩書輯説
- 論学三百絶
- 中洲文稿
- 霞浦游藻
- 中洲詩稿
5.三島 中洲の作品の買取査定ポイント
三島中洲作品の買取査定の際の重要なポイントは、真作であるかどうかです。署名、落款などで作家真筆のものであると証明できれば市場価値は高くなります。さらに、保存状態が良好、付属品が揃っているなどの条件が揃えば、査定額の上乗せも可能です。
代表的な査定ポイント- 三島中洲の真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良し)
- 保存状態は良好か(シミ、カビ、欠けなどがないと査定額は上乗せできます)
- 作者本人の署名(落款)があるか
- 付属品は揃っているか(共箱・袋・軸先などが残っていると評価額は上がります)
- 尺の大きさはどうか
- 素材は何でできているか
6.三島 中洲の作品の取引相場価格
現在市場では真贋鑑定のなされていない作品も多く、真作の価値は高まっています。署名、落款などで真作であると証明でき、保存状態も良い作品は高評価を受けており、作品全体が縦190cm、横47.2cmの真作保証済みの双幅の書の掛け軸は、表装のされている保存状態のよい作品で、付属品として箱がなく22,500円で落札されました。証明書、鑑定書などがあるもの、共箱など付属品が揃っているものは、さらなる高額査定も期待できます。
7.三島 中洲の作品の買取についてのまとめ
漢学者、法律家として、近代国家日本飛躍の土台を固めた三島中洲は、歴史的な功績も大きい作家です。真作であると証明でき、付属品を含め作品の保存状態が良い書などは予想以上の高額落札となることもあります。お手元に作品がある場合は、一度査定に出されてみることをお勧めします。
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