丹阿弥 岩吉(たんあみ いわきち)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.丹阿弥 岩吉の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
丹阿弥岩吉は、旺盛な制作意欲で風景画など多くの傑作を創造した近現代日本画の大家です。その生涯に開催した個展の回数は43回を数えます。女優、丹阿弥谷津子、銅版画家、丹阿弥丹波子の父としても知られ、謹厳で格調高い作品を多くの愛好家が求めている作家です。
このページの目次
2.掛け軸作家「丹阿弥 岩吉」についての概要
丹阿弥岩吉(1901年~1992年)は東京の両国に生まれ、近代日本美術界随一の画家、横山大観に弟子入りし、書生を務めながら修行に励みました。1919年の日本美術院展で『牡丹』が初めて入選し一世を風靡します。その後、1921年には院友となり、当世きっての日本画家として活躍しました。
3.掛け軸作家「丹阿弥 岩吉」の生い立ちや歴史
丹阿弥岩吉は、1923年に師匠の横山大観から独立し、1936年に落合朗風が結成した明朗美術連盟に参加します。しかし、翌年に朗風が没すると脱退し、新国画協会を創立しました。1938年に同会を解散後は無所属となり、1986年に病気で倒れるまで個展で作品を発表し続け、91歳で逝去しました。
4.丹阿弥 岩吉の掛け軸作品の代表作一覧
- 牡丹(1919年)
5.丹阿弥 岩吉の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
独創の画風の人気と知名度の高さゆえ、市場では真作が求められており、真贋判定が重要な作家です。署名、落款や証明書などで真作の確認ができる作品は、評価額が高額となる可能性も高まります。そして、さらなる高額査定に至るためには、作品の保存状態、共箱や軸先など付属品が残っているかどうかも重要なポイントです。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 丹阿弥岩吉本人の作品であるか(証明書や鑑定書があるか)
- 保存状態は良いか(傷、シミ、カビなどがないか)
- 作品の完成度はどうか(作者の画風が明確に表現されているかなど)
- 作者の署名(落款)があるかどうか
- 付属品が残っているか(共箱・袋・紐など)
- 作品の大きさはどうか
6.丹阿弥 岩吉の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
山水など風景を描いた肉筆作品は高評価を受けることもあり、真作保証がされているか、作品の保存状態、付属品が揃っているかなどで査定額が大きく左右されています。作品全体が縦約64cm、横約73.2cm、画面が縦約45cm、横約54cmの額装された山水画の作品では、多少の汚れがあるものの全体的におおむね良好な状態で、真作保証がされており、23,500円で落札されています。保存状態がさらに良好で作家の個性がよく表現されているといった条件がプラスされれば、さらなる高値となる可能性もあります。
7.丹阿弥 岩吉の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
自己表現のさらなる高みを目指し、一心に絵筆を取り創作の道をまい進した丹阿弥岩吉。現在残る名作の数々は作家の強い意志表明とも言え、芸術を極めた者だけが持ち得る静かな気迫に満ちています。希少価値の高い署名、落款のある作品は意外な高額落札となる可能性があります。お手元に丹阿弥岩吉をお持ちでしたら、ぜひ査定に出されることをお勧めします。
その他の掛け軸について
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