三宅 花圃(みやけ かほ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.三宅 花圃の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
三宅花圃は明治期に一世を風靡した小説家、歌人です。著作『藪の鶯』は、明治時代以降に女性が書いた初めての小説と言われています。作家の手になる書や日本画などの歴史的価値は高く、コレクターの注目度も高い作家です。
このページの目次
2.掛け軸作家「三宅 花圃」についての概要
三宅花圃(1868年~1943年)は東京都出身で、姓は田辺、本名は竜子といい、三宅雪嶺と結婚し三宅姓となりました。1888年『藪の鶯』が大きな反響を呼びます。その後も続々と意欲作を発表し、樋口一葉に小説家となるきっかけを与えるなど近代女流作家の草分けとして活躍しました。画は河鍋暁斎に学び、人物画集『三十六花撰』を制作しています。
3.掛け軸作家「三宅 花圃」の生い立ちや歴史
三宅花圃は元老院議員の父、田辺太一の長女として生まれ、和歌と書の師匠、中島歌子の萩の舎塾などで学びました。また、東京高等女学校でも勉学に励み、1889年に卒業しています。1892年に短編集『みだれ咲』を上梓するなど文壇を大いに沸かせ、1920年には夫、三宅雪嶺とともに『女性日本人』を刊行し、才筆を振るいました。5人の子供を育て上げ、76歳で人生の幕を下ろしました。
4.三宅 花圃の掛け軸作品の代表作一覧
- 藪の鶯(1888年)
- みだれ咲(1892年)
- 萩桔梗(1895年)
- 三十六花撰
5.三宅 花圃の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
三宅花圃作品は歴史的功績の大きさから希少価値が高く、真贋判定が重要な要素となります。署名や落款、証明書で真作の確認ができるものは、高額査定に至る可能性も高まります。そして、傷やシミなどがなく保存状態のよい作品か、付属品が揃っているかどうかも査定額を上げるための評価ポイントになります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- サインや落款があるかどうか
- 作家の真作であるかどうか(証明書や鑑定書があるとなお良い)
- 保存状態が良いものかどうか(傷やシミなど汚れがないか)
- 付属品が備わっているか(箱や紐、軸先、軸棒などが残っていると評価額の上乗せが可能です)
- どのような素材でできているか
- 作品サイズ(尺)はどれくらいか
6.三宅 花圃の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
現在、市場で三宅花圃作品が出回るケースは少ないため、希少価値はいっそう高まっています。縦36cm、横6cmの肉筆の紙の短冊が1万円の値をつけていることもあり、署名、落款などで真作の確認ができる書や日本画で、保存状態が良く付属品も揃っているなど条件が整えば、思わぬ高額落札に至ることもあります。もしお手元に三宅花圃作品をお持ちでしたら、一度査定に出されてみることをお勧めします。
7.三宅 花圃の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
日本近代文学に女流文学という花を咲かせ、後進の作家に道を切り拓いた三宅花圃。時代を反映する芸術家として文学史に名を刻む重要作家のため、経年の古さが残る作品であっても歴史的価値が発見される場合は、意外な高額査定の好機と言えるでしょう。
その他の掛け軸について
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