館岡 栗山(たておか りつざん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.館岡 栗山の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

館岡栗山は、院展の連続入選30回を果たすなど近代日本画壇に大きな足跡を残した大家です。秋田の風物などを題材に、多くの傑作を創造しました。風雅あふれる画風を愛する愛好家の熱は高く、常に出品が待望されている作家です。

このページの目次

2.掛け軸作家「館岡 栗山」についての概要

館岡栗山(1897年~1978年)は秋田県五城目町高崎の出身で、本名は豊治といいます。病を得ながらも強い意思で画の道を志し、1933年、36歳の時に『台温泉』で院展初入選を成し遂げました。1937年には『雨後』で横山大観賞を受賞するなど当代随一の日本画家として活躍し、秋田県文化功労者、勲五等双光旭日章の栄誉も受けました。

3.掛け軸作家「館岡 栗山」の生い立ちや歴史

館岡栗山は、1919年、22歳で画家を目指し上京しますが、病気のため半年で故郷に帰ります。その後、25歳の時に再度上京し、働きながら画の修行にまい進しました。1926年には京都に移り、1928年に近藤浩一路に入門します。その後、安田靫彦にも師事し、己の芸術の鍛錬に没頭しました。1945年からは故郷の秋田県五城目町を拠点にし、いっそう創作活動に励みます。1958年には日本画の研究グループ「新樹社」を結成、さらに、「県展」の審査員も務めるなど地域の美術振興にも力を尽くし、81歳で生涯を終えました。

4.館岡 栗山の掛け軸作品の代表作一覧

  • 台温泉(1933年)
  • 雨後(1937年)
  • 銀婚
  • 栗山画談
  • 秋田芸能

5.館岡 栗山の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

館岡栗山の作品は、真贋判定が重要となっています。院展で入選を重ねるなど極めて優れた実績を持つ巨匠のため、贋作の氾濫が懸念されているからです。このため、署名や落款、証明書などで真作であることが保証できる作品は、高額査定の可能性が高くなります。そして、作品の保存状態、付属品が残っているかどうかも、査定額アップのための重要なポイントです。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作家の真作であるかどうか(証明書や鑑定書があるとなお良い)
  • 作品の希少価値は高いかどうか(求める人が多いほど評価額は上がります)
  • サインや落款があるかどうか
  • 付属品が備わっているか(箱や紐、軸先、軸棒などが残っているか)
  • 作品サイズ(尺)はどれくらいか
  • 保存状態が良いものかどうか(傷やシミなど汚れがないか)

6.館岡 栗山の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

市場では現在、館岡栗山の作品が出回る機会が少ないという状況があり、作品の希少価値を高めています。郷里の風景や伝統芸能などを描いた作品などは、経年の古さがあっても買取は可能です。証明書や鑑定書で真作の証明ができる、付属品が揃っている、といった条件次第で落札額が想定以上に高くなる可能性もあります。もしお手元に作品をお持ちでしたら、一度査定に出されてみることをお勧めします。

7.館岡 栗山の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

館岡栗山は創作の追求という厳しい使命を全うし、独創の作品世界を確立しました。真作の価値はいっそう高まっており、署名や落款などが確認できる作品は高評価額となる好機です。ご確認してみる価値は十分ある作家です。

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