黎 雄才(り ゆうさい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.黎 雄才の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
黎雄才は、中国の伝統的画法と日本画、西洋画を融合させて新しい中国画を革新した近代画家です。日本をはじめシンガポール、タイなどのアジアだけでなく、アメリカやカナダ、オーストラリアでも個展を開催した人気の高い画家なので、高値での取引が期待できそうです。
このページの目次
2.掛け軸作家「黎 雄才」についての概要
黎雄才は、22歳の時(1932年)日本に留学しています。東京美術学校(現東京藝術大学)で日本画を学び朦朧体の技法などを習得し、中国の伝統技法と融和させて黎雄才独自の画風を確立しました。
3.掛け軸作家「黎 雄才」の生い立ちや歴史
黎雄才は1910年広東省生まれです。高剣父に師事し、援助を受けながら日本に留学して日本画を学び洋画の要素も取り入れ中国の伝統技法と融和させてオリジナルの画風を確立しました。大幅山水画を得意としましたが、花鳥草虫図にも精通し世界中で個展を開催し、後に「嶺家山水」と評されました。黎雄才は嶺南派の第二世代の画家として著名な画家です。また、広州美術学院教授を歴任するなど美術教育者でもありました。
4.黎 雄才の掛け軸作品の代表作一覧
- 青木老松図
- 覧閲天都峰
- 寒夜啼猿
- 万古之春
5.黎 雄才の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
中国の近代画家として著名な画家なので高値を呼ぶことも多い画家です。高値の取引には黎雄才の真作であることは条件ですが、その他サイズや保存状態によっても査定額は大きく変動します。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 黎雄才の作品に銘や落款はあるか(署名はあるか)
- 作品の保存状態は良好か(汚れや破れなどがないか)
- 黎雄才本人の真作であるか(鑑定書などはあるか)
- 付属品は揃っているか(箱や共布などがあるか)
- 素材は何でできているか
6.黎 雄才の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
黎雄才の作品をネットオークションサイトでみると、真贋不確かなものは安値で取引されていますが、肉筆というもので、『水墨山水図』紙本、長さ65cm×横幅43cmが121,000円で取引されています。また、黎雄才の書簡、縦34.5cm×横45.5cmが259,000円で取引されています。2017年の中国のオークションでは、『青木老松図』の取引価格が896万元(約1億5,000万円)でした。
7.黎 雄才の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
黎雄才は嶺南派の画家として、関山月や趙少昂とともに著名な画家です。中国内はもちろん中国以外でも人気の高い画家なので、黎雄才の作品をお持ちの方は一度査定にだしてみてはいかがでしょうか。
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