劉 松年(りゅう しょうねん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.劉 松年の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

劉松年は現在の浙江省出まれで南宋末に活躍した画家です。正確な生没年不詳ですが後に南宋の四大家と称されるひとりです。細かい人物や生き生きとした動物の描写が特徴です。古画の部類という事もあり劉松年本人の真作なら高値が期待できる画家です。

このページの目次

2.掛け軸作家「劉 松年」についての概要

劉松年が活躍した南宋の時代は、チンギス・ハーンが侵攻してモンゴル帝国を拡大していった時代です。絵画では文人画と院体画が対立し、それぞれに中国絵画史の基調を創り上げました。劉松年は人物や動物の細かい描写が得意で、晩年の名作といわれる『羅漢』では、僧侶の装飾に金泥を使い当時の人々を驚かせています。

3.掛け軸作家「劉 松年」の生い立ちや歴史

劉松年は、画院学生から侍詔になり、張敦礼に師事し様々な人物画や山水画を描いています。李唐、馬遠、夏珪とともに南宋の四大家と称されました。また、清波門に住んでいたため、暗門劉ともよばれました。作品に金泥を使ったことで、当時はエキセントリックに見えたのかもしれません。

4.劉 松年の掛け軸作品の代表作一覧

  • 四景山水図巻
  • 羅漢(1207年)
  • 碾茶図
  • 青山緑水図

5.劉 松年の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

中国南宋時代を代表する人気の高い画家なので、高値を呼ぶこともあります。高値での取引は劉松年の真作であることは条件ですが、その他にも作品のサイズや保存状態、表装の仕立てなどによっても査定は大きく変動します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作品の保存状態は良好か(汚れやキズはないか)
  • 素材は何でできているか(紙や絹)
  • 付属品はあるか(箱や共布などはあるか)
  • 作品に銘はあるか(署名はあるか)
  • 劉松年本人の作かどうか(鑑定書などはあるか)

6.劉 松年の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

南宋山水画が再評価されるようになったのは北宋末で、紙や筆による滲みに美を見出した米親子からですが、古画である劉松年の作品はネットオークションサイトでも取引価格は高いです。『青山緑水図』肉筆、紙本、サイズが長さ174cm×横幅87cmが、150,010円の取引価格がつきました。また、『山水人物図』肉筆、絹本、サイズは縦62cm×横24cmが、235,000円の取引価格がついています。

7.劉 松年の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

南宋を代表する劉松年の作品は人物も多く、絵の中の人物が使っている道具など細部に渡り丁寧に描いてあるので、当時の様子がよくわかる資料としても貴重です。人気の高い画家な為、偽物なども多く出回っています。もし劉松年の作品をお持ちの方は一度査定にだしてみてはいかがでしょうか。

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