石井 雙石(いしい そうせき)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.石井 雙石の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

石井雙石は、日清、日露戦争に従軍した軍人でしたが、後に篆刻家になった人です。研究と努力を重ね、やがて棟方志功などからも篆刻の依頼が来るほどになっていきます。石井雙石の作品はあまり市場に出回っていないため、高値での買取が期待できるといえます。

このページの目次

2.掛け軸作家「石井 雙石」についての概要

石井雙石の雙石は号で、本名は硯です。作品には多くこの号が用いられています。落款には本名の「硯」が使われることもあり、青山杉雨や殿村藍田など多くの書道家は本名を落款に入れることがよくあります。日清、日露戦争に従軍し、その後五世浜村蔵六に篆刻を習い、石井雙石の篆刻技術は広く知られることとなり棟方志功、石井柏亭らの絵画や掛け軸作品にも篆刻の依頼が来るようになりました。

3.掛け軸作家「石井 雙石」の生い立ちや歴史

石井雙石は九十九里出身で16歳で上京し、22歳で陸軍に入隊して日清、日露戦争に従軍しました。近衛連隊准尉のときに日本新聞主催の篆刻作品展に応募し二席になったことを機に本格的に篆刻を学ぶことを決意し、34歳の時、篆刻界の名家五世浜村蔵六に入門しますが、しかし2年後、師がチフスで病没してしまったため、河井荃廬に師事します。1911年、長思印会を梨岡素岳・太田夢庵らと結成し、篆刻専門誌「雕蟲」を創刊します。1943年に休刊するまでの33年間で341集を刊行し、篆刻の研究・普及に努めました。

4.石井 雙石の掛け軸作品の代表作一覧

  • 一笑百印 (1947年)
  • 水廣魚游 (1949年)
  • 延年壽命長 (1968年)
  • 午睡律詩 (1954年)
  • 飲中八仙歌

5.石井 雙石の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

石井雙石の作品は市場にはあまり出回っていないようです。従って希少性も高く、高値での取引が見込まれます。高値での取引には、石井雙石自身の作であることが条件ですが、保存状態の良し悪しなどによっても査定金額は大きく変動します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作者の署名(銘)はあるか
  • 付属品はあるか(箱などはあるか)
  • 素材は何でできているか
  • 保存状態は良好か(汚れや欠けはないか)
  • 石井雙石本人の作であるかどうか(鑑定書などはあるか)

6.石井 雙石の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

石井雙石の作品はオークション市場に出回ることが少ないため、保存状態の良い、真作証明済みの作品ならかなりの高額査定が期待できます。また、保存状態が悪くても、真作であり、付属品等が残っていれば査定結果が高額になる可能性はあります。

7.石井 雙石の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

石井雙石は、雑誌「雕蟲」を発行し、篆刻の普及に努め、後進の育成にあたりました。篆書の探求を続け、正確な字体を自分のものにした上、文字の線の美しさ、鋭い刃の切れ味を見せた、万に近い篆刻作品を制作した。明治神宮朱印、皇大神宮印から、東京大学印、同学長印、文部省印、千葉県知事印などがあげられ、棟方志功、石井柏亭など著名な作家の作家印も多く残しました。石井雙石の書や書簡、印影は市場にはあまり出回っていないので希少価値が高いので、高値での取引が見込めます。お持ちの方は是非お問い合わせください。

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