高島 千春(たかしま ちはる)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.高島 千春の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
高島千春は江戸後期の画家です。土佐派の画を学び、その画風を能く修得しました。絵巻物など古画を写すことに挺身し、有職故実に非常に詳しかったとされています。
このページの目次
2.掛け軸作家「高島 千春」についての概要
高島千春(1777年~1859年)は土佐派の画風を継承した絵師でした。土佐派とは大和絵の諸流派のうち、最長の家系と最多の門人を誇った最大の画派で、狩野派とともに日本画の二大流派の一つです。千春はこの古画巻の模写を常に行い、学者なみに公事故実に精通していたとされています。伎楽面画や能楽画を能くし、舞楽の舞姿と衣裳を描いた和本『舞楽図』がよく知られています。これは支那楽・印度楽と高麗楽・渤海楽の二冊にわかれており、多色摺木版で表現したものでした。
3.掛け軸作家「高島 千春」の生い立ちや歴史
高島千春は安永6(1777)年に大坂に生まれました。姓は源、字は寿王、号は鼎湖、得天斎または融斎、通称は寿一郎とされています。はじめ京郡に上り錦小路高倉に住しましたが、文化13年に江戸へ移り、駿河台鈴木町に定住したとされています。安政6年没、83歳でした。
4.高島 千春の掛け軸作品の代表作一覧
- 舞楽図
- 舞扇 鳥ノ図
- 中明月左右小督仲国図
5.高島 千春の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
査定の重要なポイントは高島千春の作であることを証明できるかどうかです。鑑定書や証明書の類、または確かな署名や落款があることが重要です。また、状態やサイズ、仕立てによっても大きく査定金額が変動いたしますので、ご留意ください。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 何が描かれているか
- 高島千春の署名・落款があるか
- 状態は良好か
- 鑑定証や書付などがあるか
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- どれくらいの大きさか
6.高島 千春の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
高島千春の作品は、ネットオークションなどで25,750円で落札された例がありました。真贋不確かな作品でしたが絹本着色の行幸図で、サイズは掛軸全体で197.5cm×61.5cm、本紙が103cm×47cm、軸先は木製で、状態は「本紙、表具にイタミ、シミ有り、箱破損。」と説明されたものでした。
7.高島 千春の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
有職故実に詳しく模写を究めた高島千春。その画は研究資料としても価値ある作品となっています。高島千春の作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。
その他の掛け軸について
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