狩野 興以(かのう こうい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1. 狩野 興以の作品を売りたいお客様へ
狩野興以は元和から寛永にかけて障壁画制作にも関わった狩野派の門人として知られています。日本だけではなく海外にも多くのコレクターがいる画家として、その作品は常に注目を浴びています。ここでは日本画等の作品の高価買取ポイントを紹介します。
このページの目次
2. 狩野 興以についての解説
狩野興以は生年不詳、関東で生まれたとされる狩野派の中枢を担う画家として活躍した人物です。1605年には高台寺大方丈障壁画、1626年には二条城等重要な障壁画の制作に携わります。狩野興以の作品には水墨画が多いとされ、古式の画法を用いて堅実でありつつ優しい雰囲気が漂う表現が特徴的です。「観音・龍虎図」は重要文化財、「等持院方丈障壁画」は京都市指定登録文化財となっています。
3. 狩野 興以の歴史
狩野興以は元の性を松屋といい、下野国足利で誕生、後に京都に渡り狩野光信の弟子となり、様々な重要な障壁画制作に関わった狩野派の代表格として活躍した画人です。史料によれば江戸狩野の狩野探幽や狩野尚信、狩野安信を育てた養父的存在であり、その功績により狩野の性を名乗ることを許されたと記されています。晩年は紀州徳川家に御用絵師として仕え、法橋になったとされています。1636年に没するまで数多くの作品を世に残しました。
4. 狩野 興以の代表作
- 等持院方丈障壁画(1616年)
- 観音・竜虎図
- 山水図屏風
5. 狩野 興以の作品の買取査定ポイント
狩野興以は障壁画を始め、屏風や日本画等数々の作品を創作しました。そんな狩野興以の作品は国内外で高い評価を受け、今も尚注目を集める画家の1人です。日本画家の作品の買取査定ポイントとしては、作品の状態の良し悪しが重要になります。特に大型の作品は痛みやすいため、作品を保存する時は細心の注意を払う必要があります。
代表的な査定ポイント- 有名作家の作品かどうか
- 保存状態の良さ
- 証紙や鑑定書、外箱等の付属品の有無
6. 狩野 興以の作品の取引相場価格
狩野興以のような著名な画家の作品は、重要文化財レベルの価値がつけられているため、本物の作品が発掘されれば大きな話題となるでしょう。特に日本画家の場合は世界の熱烈なコレクターが大勢いますので、高い需要があり、高値での取り引きも活発に行われています。有名画家の場合は少し傷んでいるBランクであっても50万円前後の査定額がついたり、デザインによっては100万円を越すことも可能性としてはあります。自分で判断はできませんので、やはりプロに鑑定してもらうと良いでしょう。
7. 狩野 興以の作品の買取についてのまとめ
狩野興以は狩野派を継ぐ中枢を担ったとされる著名な絵師であり、本人はもとより後継者の育成にも注力した偉大な人物です。古い家屋や蔵があるというご家庭に、もしかしたらお宝が眠っている可能性がありますので、作者がわからない作品がある場合はぜひ鑑定依頼をしてみましょう。
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