円山 応震 (まるやま おうしん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 円山 応震の作品を売りたいお客様へ

江戸時代に活躍した絵師である円山応震は叔父である応瑞の養子となり円山派三代目となりました。、祇園祭郭巨山見送「唐山水仙人図綴織」などの下書きを描いたとされています。非常に凱紀の広い絵師で特に山水や花鳥を得意としたといわれます。

このページの目次

2. 円山 応震についての解説

江戸時代後期円山派三代目を継いだ円山応震は日本画壇の巨匠とされる丸山応挙の孫にあたります。応挙の子供、円山派2代目の丸山応瑞の養子になり三代目を継ぐことになりました。山水や花鳥のほかにも人物がなど得意としています。唐山水仙人図綴織のほかにも双鸞霊獣図刺繍の下絵を描いたのが円山応震であると言われています。円山応震には子がなかったため円山応立を養子に迎え四代目となりました。

3. 円山 応震の歴史

人物や花鳥・山水などを描いてきた円山応震ですが、有名な絵の下絵も書いています。それが祇園祭郭巨山見送 唐山水仙人図綴織や月鉾水引 双鸞霊獣図刺繍です。また彼の作品である琵琶湖図は朝鮮通信使一行を描いたものですが、通信使一行の最後の江戸行きは1764年です。琵琶湖図は1824年の作品なので先行する図がありそれを写したものと言われています。こうしたことから時に粉本主義(模写や下書き、絵や本などを手本とすること)の弊害になると指摘されることもありました。ただ円山応震が後世に素晴らしい作品を残したことに間違いはありません。

4. 円山 応震の代表作

  • 琵琶湖図(1824年)
  • 駱駝図(1824年)
  • 鯉図
  • 嵐山・男山図

5. 円山 応震の作品の買取査定ポイント

日本画を高く売るためには日本画の状態がポイントになります。特に古い作品は状態が悪いものが多くきれいなものはやはり高値となります。汚れやシミのほかにも破れや虫食いなどがあると評価が下がるのです。ただ状態が悪いままでも素人判断で破れを修復しないこともポイントです。素人修復をしたことで評価が下がることもあります。また日本画にも種類があり水墨画、浮世絵など様々なものがあります。種類によっても査定額が変わるのです。

代表的な査定ポイント
  • シミ・汚れ・虫食いなどがないこと
  • 破れなどを勝手に修復しないこと
  • 日本画の種類によっても買取価格が変わる

6. 円山 応震の作品の取引相場価格

円山応震の作品は花鳥や人物、山水などが有名ですが美しい色彩と大胆な構図が特徴的です。半双 孔雀牡丹図は孔雀が桜の木に登るさまが描かれており円山応震得意の花鳥の屏風です。開いた状態のサイズで高さ176㎝・幅384㎝、本紙のサイズは高さ156㎝・幅54㎝となっています。多少シミがありますがそれほど目立たない状態です。シミなどがあっても円山応震の作品はある程度のお値段になることが多いです。円山応震の作品の取引相場価格は2,000円から96,000円くらいとなっています。

7. 円山 応震の作品の買取についてのまとめ

円山応震の作品は花鳥や山水など日本画の中でも人気の図柄が多く、状態のいいものであれば買取価格も高くなります。一般家庭で保存しているとどうしても劣化が進んでしまうので状態が悪くならないうちに買取で査定をしてもらい取引を考えるほうがいいでしょう。