山本大慈(やまもと だいじ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1. 山本 大慈の作品を売りたいお客様へ
山本大慈は福井県ではただ一人の日本美術院に所属した画家です。花鳥画を描くことが得意で、日本美術院所属らしい画風を描き、日本美術院の「甲辰会」にたずさわり、後進を指導するために尽力した作家です。50代を過ぎてから、孔雀を描いた作品を多く残した人物でもあります。
このページの目次
2. 山本 大慈についての解説
山本大慈は、北野恒富や小林古径などの日本美術院の院展の作家を師とした日本画家です。日本美術院の作家の特徴である伝統的な日本画とは少し違う、モダンな日本画を描いた作家としても有名です。50代に描いた「孔雀」は、大胆な筆遣いで絵具を厚く塗ることで、金箔地の背景に描く孔雀が際立つことや、色彩豊かな色合いが特徴的な画風で独特な雰囲気が魅力です。
3. 山本 大慈の歴史
山本大慈は、福井県美浜町に誕生し、京都で日本画を学びます。日本美術展院展作家に学びましたが19歳で神戸に移り住みます。その後、生涯を神戸に住居を定めて、日本画かとして生涯、絵画を描くことを生業として、日本美術院の「甲辰会」で後輩の指導に尽力しています。昭和8年に再興第20回院展で「芍薬」を出品して入選しています。昭和14年には日本美術院院友に選ばれてからは、院展では入選を続けています。昭和52年には神戸文化賞、昭和54年には、兵庫県文化賞を受賞し昭和62年79歳で死去しています。
4. 山本 大慈の代表作
- 『孔雀』(1963年)
- 『孔雀』(1964年)
- 『花』(1965年)
- 『牡丹の花』(1973年)
5. 山本 大慈の作品の買取査定ポイント
山本大慈は福井県では唯一の日本画家であることが有名です。山本大慈の作品は、日本の住居の伝統的な床の間に飾る掛け軸として、飾るにふさわしく、季節に合った菖蒲や牡丹など様々な花を印象深く描かれていて、趣があります。真作は買取価格の重要なポイントとなり、作品の保存の状態の良ければ、買取価格が高額となるでしょう。
代表的な査定ポイント- 真作であること
- 作品の希少性
- 作品に染みや破れがないこと
- 箱の有無
6. 山本 大慈の作品の取引相場価格
山本大慈の作品は、額縁の絵画は3030㎜×1820㎜で肉筆の日本画であれば、とても希少とされて、高額な20万円近くで取引されています。掛け軸では、真作で箱額縁あり、本紙が縦118.5㎝、横27㎝で表装が縦197.5㎝、横39.5㎝の「飛雪」が2万5千円からの取引となり高値です。ほとんど同サイズでは同じような金額での取引となり、作品の保存状態により、値段の違いがあるだけです。模写ではやはり、真作とは違い取引値段に違いがもちろんあるのは当然です。
7. 山本 大慈の作品の買取についてのまとめ
山本大慈は、神戸に居を構えて、神戸では無くてはならない画家となった、花鳥図が得意な作家です。牡丹などは得意として、優艶な絵画を描く作風の真作は高い価格で取引されます。作品の買取には本物であれば価値が高く、高値で取引されています。
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