五葉 愚渓(ごよう ぐけい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 五葉 愚渓の作品を売りたいお客様へ

五葉愚渓の作品は価値のある書ですから、もしもお宅にあったらよい査定をしてもらえる可能性は高いです。そのためには五葉愚渓に関する情報を知っておくとよいでしょう。五葉愚渓に関する情報をいろいろとお届けしますので参考になさってください。

このページの目次

2. 五葉 愚渓についての解説

五葉愚渓は明光寺の管長を務めた立派な臨済宗妙心寺派の僧侶です。ここで臨済宗とは中国の禅宗五家の一つで日本仏教では禅宗の一つで鎌倉仏教の一つになります。妙心寺派とは臨済宗寺院約6,000か寺の中で約3,500か寺を占めていますので臨済宗のお寺の中のリーダー的な存在と言ってよいでしょう。そんな妙心寺の管長というとその宗派のトップです。

3. 五葉 愚渓の歴史

五葉愚渓は道号は愚溪で法諱は慧忠になり、室号は碧層軒で俗姓五葉です。大分県の出身でわずか7歳で願成寺量堂和尚の元で修業しました。明治5年には伊予宇和島大陸寺の赤石韜谷老師の元、明治10年には中嶋泰龍老師の元で学びました。その後、様々な妙心寺派のお寺で修業を積み、大正13年に妙心寺の15代管長に就任したのです。晩年は六甲山下の祥龍寺を再興という偉業も成し遂げて隠棲し、昭和19年に86歳で天寿を全うしました。

4. 五葉 愚渓の代表作

  • 一行書

5. 五葉 愚渓の作品の買取査定ポイント

書を描く人は多いのでまずは本人の作品であるかどうかを専門家が筆跡などから確認します。次に傷や汚れなどが許容範囲であるかどうかも大事ですが、こういった傷や汚れは年月が経てばある程度は仕方ないでしょう。また、五葉愚渓の作品は古い時代のものなのでそれだけでも評価は高いものです。一般的に第二次世界大戦よりの作品は古い時代のものとされています。

代表的な査定ポイント
  • 付属物があるかどうか
  • 破れなどがあるか
  • 軸が壊れていないか

6. 五葉 愚渓の作品の取引相場価格

オークションのサイトで8000円で取引されています。この作品は箱がありません。紙本「直心是道場」で一行書です。本紙サイズはたて 124.4cm でよこ 33.5cm、表装サイズはたて 195.5cm で よこ 45.5cmになります。状態は本紙に小シミがあり補修の跡が見られますが、表装は良好です。もう少し良い状態のものであれば、買い取り額はもっと上がったでしょう。また、付属の箱がなかったのも残念でした。

7. 五葉 愚渓の作品の買取についてのまとめ

五葉愚渓の作品は価値の高いものです。状態が良ければ、良い値段で査定でされるかもしれません。もしも家にあったらどんな状態であるか確認してみてよさそうだったら査定してもらうとよいかも入れません。良い査定額であればうれしいものでしょう。