渡辺 俊明(わたなべ しゅんめい)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!
1.渡辺 俊明の作品を売りたいお客様へ
渡辺俊明(1937年~2005年)は、昭和・平成期に生きたアーティストです。墨彩詩書画をはじめ、様々な分野に挑戦し、美しく豊かな作品を遺しました。自らを画工人と称し、晩年は「ぼくの学校」と呼んだアトリエで絵筆を握り続けました。生き方そのものにファンが多く、詩が添えられたものなどは特に需要が見込めます。
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2.渡辺 俊明についての解説
多才な芸術家であった渡辺俊明は、書画のほかに油絵、木版画、ガラス絵、作陶、石彫、篆刻など実に幅広い作品を手がけました。今も俊明自らが設計・造園したアトリエ「蓮笑庵」が福島にあり、美しい手仕事を見る事ができます。名は美の浄土を願って泥の中から咲く蓮の花にちなんで名付けられたそうです。
3.渡辺 俊明の歴史
渡辺俊明は昭和12(1937)年、静岡県新居町に生まれました。幼少時より独学で絵を描き続け、昭和47年浜松芸術祭典芸術大賞を受賞し、浜松市美術館に買上げられます。以降、54年ギリシャ美術賞展入選、55年現代童画会出品作品が文部省買上げになるなど、各種展覧会への出品、入選を重ねました。また国内各地の百貨店、さらにメルボルンやパリ、ハワイなど海外でも個展を数多く開催しています。平成17年没、68歳でした。
4.渡辺 俊明の代表作
- かあさん
- 牡丹童子
- 青富士
- 晴れの日 雨の日
- 万歴赤絵壺 薔薇図
5.渡辺 俊明の作品の買取査定ポイント
渡辺俊明は、画のほかに書、木版画、ガラス絵など様々な作品を遺しています。作品の真贋が重要な査定ポイントりますので、掛軸の場合、真作を保証する共箱などがあるとよいでしょう。また作品の内容や状態など、総合的な評価により価格が決定いたします。
代表的な査定ポイント- どのような言葉が添えられているか
- 渡辺俊明の署名・落款があるか
- 保存状態は良好か
- どのような仕立てか
- 共箱や書付などがあるか
- 何が描かれているか
6.渡辺 俊明の作品の取引相場価格
ネットオークションでは、渡辺俊明の木版画の作品が151,445円の値が付いた例がありました。六曲半双の屏風で、木版画6点それぞれに鉛筆による署名と印譜あり。サイズは広げた時が175cm×360cm、本紙が各89cm×45cm、状態は「画面全体に経年による僅かな薄ヤケ、薄シミの点在がみられますが、全体として状態はおおむね良好。屏風椽の飾り金具に僅かな欠損、屏風全体に僅かな日焼けがみられます」とありました。
7.渡辺 俊明の作品の買取についてのまとめ
画家として、そして生活そのものの美しさを深く見つめ、日常を愛おしむように暮らした渡辺俊明。氏が生み出した絵や言葉は、今なお多くの人に愛され続けています。もし渡辺俊明の作品がお手元にございましたら、ぜひ一度査定に出してみることをお勧めします。
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