松尾 敏男(まつお としお)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.松尾 敏男の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

松尾敏男は平成から昭和にかけて活躍した日本画家です。1966年に再興第51回院展で日本美術院賞・大観賞を受賞したのち、院展を中心として精力的に活動を続けました。特に、花や花鳥画に優れ「花の松尾敏男」と称されることもありました。花をはじめとする自然の風景を、高い観察力で描いた松尾敏男の作品は高い評価を受けています。人気のある題材を描いた作品の場合は高値がつくことも多いようです。

このページの目次

2.掛け軸作家「松尾 敏男」についての概要

松尾敏男は「花の松尾敏男」と称され、特に牡丹を題材とした作品は芸術的な評価が高く、人気があります。現代を代表する日本画家であり、2016年に90歳で生涯を終えるまでに数多くの名品を残しました。厳しくも美しい北海道の自然をモチーフとしながら独自の死生観なども織り交ぜた作品を描き、新たな日本画の可能性を追求しました。またフランス映画の愛好家でもあり、ヨーロッパ各地を取材して描いた作品は、フランス映画への造詣の深さが伺える詩情豊かなものでした。画力の高さには卓越した定評があり、松尾敏男の作品は人気が高いため出来栄えの良いものであれば高額査定も期待できます。

3.掛け軸作家「松尾 敏男」の生い立ちや歴史

松尾敏男は1926年、長崎県長崎市にて生まれます。その後1929年の3歳の頃に一家で上京しました。若い頃は体操選手であった松尾敏男ですが、1943年には日本画家の堅山南風に師事し、絵の才能も若くして発揮しました。1949年の再興第34回院展に出品した『埴輪』が初入選を果たし、1966年の再興第51回院展で日本美術院賞・大観賞を受賞します。1994年には日本芸術院会員となり、2009年には日本美術院理事長に就任。2016年8月4日、肺炎によって90歳で亡くなりました。

4.松尾 敏男の掛け軸作品の代表作一覧

火口湖(1968年)
鳥碑(1968年)
雪中花(1980年)

5.松尾 敏男の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

松尾敏男の作品は、花をモチーフとした作品の人気が高いため、牡丹などを題材としたものであれば高額な査定がされる可能性もあります。また、松尾敏男の作品には掛け軸やリトグラフなどがあり、どちらも共シールや共箱があり、署名が確認できるものであれば、さらに積極的に買取が行われます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

真作であるかどうか
汚れや色あせがないかどうか
共箱や署名があるかどうか
出来栄えが良い作品かどうか

6.松尾 敏男の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

松尾敏男の作品の買取額を明らかにしている業者はありませんが、過去にオークションで取引されたケースが確認できます。過去の取引で、「瑞象」という縦117cm横42cmの掛け軸が22,600円で落札されていました。また、最高では20万円で落札された事例もあり、これは「双鯉」という12号の作品でした。オークションでは5万円から10万円前後で落札されているものが多いです。テレビ東京で放送された「開運!なんでも鑑定団」では、牡丹をモチーフにしたリトグラフが25万円と査定されました。

7.松尾 敏男の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

日本美術院の理事長も務めた現代日本画の巨匠、松尾敏男。写生を重んじ、その鋭い観察力と色彩感覚でリリカルな名作を数多く残しました。牡丹や花鳥を描いた松尾敏男の作品は人気があり、高額査定されることも珍しくありません。松尾敏男の作品をお持ちの方で査定額をお知りになりたい場合は、一度お気軽にお問い合わせください。

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