佐藤 圀夫(さとう くにお)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!
1.佐藤 圀夫の作品を売りたいお客様へ
佐藤圀夫は類まれな才能に恵まれ、在学中から抜きんでいました。卒業以降入選を繰り返しながら、日展の重鎮として歩んでいきます。特に故郷を愛し、東北の風景を数多く残したことでも知られています。佐藤圀夫を周囲で支える家族や友人たちなど、人間模様にも注目しつつ、画家佐藤圀夫の軌跡を追っていきます。
このページの目次
2.佐藤 圀夫についての解説
佐藤圀夫の作品には、”みそあげ”や”豆引き”など、厳寒の地東北での生活から生まれた作品もあります。時には自然であったり人であったり、花鳥図であったりしますが、一貫して流れているのは郷土への深い思い入れです。重厚な筆使いながら情感あふれる作品に、現代でも惹かれる人は多くいます。美術館雑誌では常に数百万円の評価がつく作家なので、買取査定でも美品であれば相当な高額査定が期待できます。
3.佐藤 圀夫の歴史
佐藤圀夫は、1922年岩手県九戸郡野田村で、名門の家に生まれました。母方には帝国議会衆議院議員、実兄に大学教授兼弁護士兼衆議院議員といった、そうそうたる人物がそろう政治家一家でしたが、佐藤圀夫自身は絵画に心寄せて、現在の東京芸大に進みます。在学中から類まれな才能に一目置かれる学生で、卒業年にいきなり初入選といった輝かしいスタートを切ります。その後も次々と入選を繰り返し、勲章や叙位も授与されます。日本画界内外でも注目の的でした。その背景には並々ならぬ”描くこと”への執念と努力があったのは、間違いありません。
4.佐藤 圀夫の代表作
- 『湖畔』
5.佐藤 圀夫の作品の買取査定ポイント
佐藤圀夫作品は市場でもなかなかお目にかかれない、希少数の作品です。直近3~4カ月間で現在開催中のヤフオクでは、10万円級で取引されています。その多くに、直筆の圀夫サインと落款が見られます。作品によっては落款だけのケースもあります。落款の型をできれば写真に撮るなどして、しっかり把握しておくと便利です。掛け軸の場合は共箱を探してみると、共シールを見つけることができます。
代表的な査定ポイント- 直筆の圀夫サイン
- 落款
- 共箱
- 共シール
- 真作
6.佐藤 圀夫の作品の取引相場価格
佐藤圀夫の作品では、現在ヤフオクで開催中の” 想”の取引では100.000円の即決価格なので、今後の流れが大注目です。 サイズは16.7x8.4x23.72 cm(額付)で、全体的にほぼ美品です。過去に落札された作品”金閣寺”は58.000円でした。サイズは76×64.5×5cm(額付)で10号です。冬の金閣寺を描いた作品で美品です。”白月”を描いた原画リトグラフは200名限定で1.000円で取引されました。全体サイズは78×61cmで明らかな傷が作品表面にあり、額も含めて経年劣化が目立ちます。取引相場価格は平均18.000円程度です。
7.佐藤 圀夫の作品の買取についてのまとめ
佐藤圀夫は、類まれな才能と家庭環境、人材に恵まれ、ほとんど大した苦労もなく絵画で大成したかに見えます。背景には日本画と故郷への執着がありました。めったに目にしない作品ですが、重厚な筆至と優しい人柄を彷彿とさせる画風に、癒される人が多くいます。ぜひ美品で買取可能な作品は査定にかけてください。
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