宮下 壽紀(みやした ひさのり)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!
1.宮下 壽紀の作品を売りたいお客様へ
現代美術の巨匠美人画家として、日本の芸能を描き続ける宮下壽紀は、歌舞伎や日本舞踊といった古典題材を得意とする人物で、その定評のある美人画は、現在も多くのファンを魅了し続けています。作風としては、師である伊東深水の描法をよく継承したもので、精密で繊細でありながらも、迫力をもった現代美人画を得意としています。
このページの目次
2.宮下 壽紀についての解説
現代美人画を得意とする宮下壽紀は、大正から昭和初期に活躍した浮き世絵師、日本画家である伊東深水に師事した人物です。朝丘雪路の父であった伊藤深水は、歌川派浮世絵の正統を継いた人物でもあり、宮下壽紀はこの師匠から伝統的な浮世絵の画風を引き継ぎながら、独自の現代美人画ともいえる繊細なおかつ迫力のある絵画を描きました。
3.宮下 壽紀の歴史
宮下壽紀は、1922年長野県上田市に生まれ、若い時分には放浪画家とも呼ばれた、寺崎広業門下の後藤芝香に師事していました。長野県展に幾度も入選を果たし、43歳の頃浮き世絵師・日本画家の大家であった伊東深水のもとに師事します。国際芸術文化賞に受賞するなど、活発な活動は毎年のように行われていた個展にも表れています。その才能は、1990に紺綬褒章受章受け、年国立大英博物館や国内の美術館に収蔵されるなど、多くのファンを魅了しています。
4.宮下 壽紀の代表作
- 『宴』
- 『菊慈童』
- 『松山太夫』
- 『山姥』
5.宮下 壽紀の作品の買取査定ポイント
現在もなお、活躍し続ける宮下壽紀の作品は、数多く発表されており、その中でもやはり号数の大きい肉筆の美人画が高値で取引きされています。宮下壽紀の作品は、人気である美人画が中心で、詳細な絵を損ねるシミやカビ、しわや破れのほかにも、日焼けや色落ちなどは大きく価格が下落してしまう原因ともなってしまいます。
代表的な査定ポイント- 作者の知名度や代表作
- 保存状態の良しあし
- 付属品あるいは付属部の保存状態
- 真作であること
6.宮下 壽紀の作品の取引相場価格
オークションに出品される宮下壽紀の作品は、作品が多く現存しながら、あまり多くは出回っていないようです。価格は7,000 円台から40,000円台と幅広く、ギャラリーなどで号数の大きいものは2,000,000万円で取引をされています。中でも、真作保証済みの先笄(さっこう)は、横23cm×縦32cmの日本画4号サイズで、宮下壽紀特有の美人画です。最低落札価格は10,000円からで、42,500円で落札されました。
7.宮下 壽紀の作品の買取についてのまとめ
現代美術の、巨匠美人画家である宮下壽紀の作品は、やはり主流となる美人画に人気が集まっています。最近では、こうした美人画をモチーフとしたカレンダーなども販売されており、気軽に購入することができます。
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。