古賀 精里(こが せいり)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.古賀 精里の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
古賀精里は、1750年(寛延3年)に生まれた江戸中期の儒学者です。佐賀藩で弘道館の教授を経た後、幕府に請われ、江戸の昌平坂学問所の教授となります。老中松平定信の「寛政の改革」を学問の面から支え、朱子学を幕府正学にすることに尽力しました。
このページの目次
2.古賀 精里の掛け軸作品についての概要
古賀精里の性格は、「厳密寡黙」と親交のあった頼山陽に評されており、精里の詩は朱子学者らしい観念的な詩風でした。朱子学の発展に努め、門下には草場佩川や羽倉簡堂など多数の儒学者を輩出しました。1789年に刊行された『十事解』は、支藩の蓮池藩に施政治民の要を説いた著書でした。
3.古賀 精里の掛け軸作品の歴史や情報
古賀精里は、1750年に佐賀藩士の子として生まれました。京都で横井小車に師事して朱子学を、西依成斎には「山崎闇斎の学」を学びました。その後大坂に塾を開き、頼春水や尾藤二洲らと親交があったと言われています。佐賀藩に戻ると、藩主の鍋島治茂に仕え、1781年に藩校である弘道館が設立されると、教授の任に就き学規と学則を定めて弘道館の基礎を確立しました。47歳のときに昌平黌の儒官となり、尾藤二洲、柴野栗山とともに寛政の三博士と呼ばれました。
4.古賀 精里の掛け軸作品の代表作一覧
- 十事解(1789年)
- 精里集抄
5.古賀 精里の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
古賀里の真作を保証するものが付いていると査定価格は高くなるでしょう。ほかにも仕立てやサイズ、画題などもあわせて総合的に評価されます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作かどうか、サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか
- 保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
- 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
- 掛け軸の素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
6.古賀 精里の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
古賀精里の掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋不確かなものでも数千円程度から数万円で取引されています。真作を保証するものであれば、例えば『七言二行書』という作品で本紙サイズ縦約131.5cm×横約28cmで、「落款・印共にあり」、作品状態は「少しのシミ、折れあり」、付属品として「箱入り」とするものが、30,010円で落札されています。
7.古賀 精里の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
古賀精里は寛政の三博士と呼ばれた著名な人物でした。古賀精里の作品は、真作を保証するものであれば数万円で取引きされており、市場需要の高い作家といえます。古賀精里の作品を所有している方は、真贋確認も含めて是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。
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