窪 俊満(くぼ しゅんまん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.窪 俊満の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

窪俊満は、1757年(宝暦7年)に生まれた江戸時代の浮世絵師、戯作者、歌人でした。はじめ楫取魚彦に師事し、のちに北尾重政の門人となり北尾派の画法を学びます。北尾政演や北尾政美と並んで、北尾重政の代表的な弟子だったともいわれています。作品は博物館に所蔵されているなどされており、歴史的価値がある作家です。

このページの目次

2.窪 俊満の掛け軸作品についての概要

窪俊満は初作から、黄表紙10部、洒落本3部を描いており、その作風は師匠の北尾重政風というより、鳥居清長風の美人画に近い作風でした。俊満の美人画は、北川歌麿などの台頭もあり目立たず地味なものとされていた影響か、作品数はあまり多くはありません。肉筆美人画の作品は、紅の彩色を嫌う紅嫌いの作品がよく知られており、錦絵や肉筆浮世絵にもその特長がみられます。俊満はとくに狂歌摺物を得意としており、その作品の数は500点を数えます。

3.窪 俊満の掛け軸作品の歴史や情報

窪俊満は、1757年(宝暦7年)に江戸に生まれ、幼いときに父親を亡くします。伯父によって養われ、国学者・歌人・画家の楫取魚彦を師事し、春満と称しました。俊満は1781年頃(安永末頃)に北尾重政門に入門し、北尾と称します。1782年(天明2年)に魚彦が亡くなった後に、画名を俊満と改めました。作画期は1776年〜1816年頃(安永の中頃から文化末年頃)とされ、北川豊章の黄表紙、『通鳧寝子の美女』を黄山堂の名で発表したものが初作品だったといわれています。1789年以降は(寛政以降)は文学でも活躍したほか、沈金彫りや貝細工なども手がける多彩な作家でした。

4.窪 俊満の掛け軸作品の代表作一覧

  • 美人桜狩図
  • 三井呉服店之図
  • 太夫道中図
  • 藤娘と念仏鬼図
  • 雪中二美人図

5.窪 俊満の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。窪俊満の作品も例外ではありません。窪俊満の作品であると証明できることや、傷やしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 窪俊満本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
  • 軸や画の素材は何でできているか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)

6.窪 俊満の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

窪俊満の掛け軸は、ネットオークションでの取引数が少ないため、窪俊満の真作であれば高値の取引が期待できる可能性があります。取引相場価格は、サインや落款が確認できるか、また保存状態は良好かによって大きく査定価格が変動します。もし窪俊満作品をお持ちでしたら是非お問い合わせください。

7.窪 俊満の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

窪俊満は北尾重政の代表的な弟子で、肉筆美人画や狂歌摺物を得意としていました。絵だけにとどまらず、石川雅望にに狂歌を学び、文学にも親しんだ作家でした。貝細工や沈金彫りにも長じており、多彩な作家だっと伝えられています。俊満の作品は東京国立博物館などにも所蔵されており、歴史的価値が認められています。作品を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めします。