馬上 清江(ばじょう せいこう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.馬上 清江の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
馬上清江は、紀伊国有田郡湯浅出身の画家で、全国的に名声のある野呂介石を師事して画法を学びました。江戸での活動が考察される作品を残しており、江戸文人との交流が窺えます。山水画、花鳥画の画題が多く、代表作の『花鳥図』は和歌山県立博物館に所蔵されています。博物館に所蔵されているなど歴史的価値が高い作家です。
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2.馬上 清江の掛け軸作品についての概要
馬上清江は、はじめ池大雅の高弟として全国的に名声ある野呂介石のもとで研鑽を積みます。江戸後期の南画家だった谷文晁に師事したという説もあり、江戸での活動が窺える作品が残っています。また清江が描いた『山水画』は、緻密な青緑山水が描かれており、野呂介石よりも谷文晁の影響を感じさせる作品だと評されています。
3.馬上 清江の掛け軸作品の歴史や情報
馬上清江は、紀伊国有田郡湯浅に生まれました。福蔵寺の住職だった平林無方や、町人の浜口灌圃等とともに紀伊藩士で文人画家だった野呂介石に師事し、絵を学びます。1835年(天保6年)に江戸で開かれた酒巻立兆という画家主催の書画展観に、馬上清江は『花鳥図』を出品しています。また『琵琶湖眺望図』という作品では江戸幕府の儒学者である林述斎の賛があることから、江戸文人との交流や、江戸での活動が想定されています。
4.馬上 清江の掛け軸作品の代表作一覧
- 花鳥図(1814年)
- 秋景山水図(1828年)
- 琵琶湖眺望図
5.馬上 清江の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
由来や書付など、馬上清江の真作だということを裏付けるものがあれば査定価格は高くなるでしょう。また状態や仕立て、画題など、総合的な判断での査定となります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 馬上清江の署名(銘)があるか
- 馬上清江本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
- 軸や画の素材は何でできているか
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
6.馬上 清江の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
馬上清江の掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋不確かなものでも数千円程度から取引されています。模写作品でも例えば『山水画賛』という作品では、全体寸縦約154cm×横約48cm、本紙上寸縦約27.5cm×横約29.5cm、本紙下寸縦約28cm×横約29cm、「紙本(肉筆)」、「軸先が木」、作品状態は「イタミ、シミ有り」とするものが、6,600円で落札されています。
7.馬上 清江の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
馬上清江は紀伊(和歌山県)、江戸で活動した画家とされており、代表作は和歌山県立博物館に所蔵されています。ネットオークションでの取引数が少ないため、真作であれば高値にも期待できます。清江の掛け軸作品を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。
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