若山 牧水(わかやま ぼくすい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.若山 牧水の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

若山牧水は戦前日本で活躍した歌人です。旅と自然と酒をこよなく愛し、自然主義文学としての短歌を推進したことで知られています。全国各地を旅しながら歌を詠み、各地に歌碑があります。浪漫主義、自然主義の影響を強く受けた歌風で、『幾山河(いくやまかは)越えさりゆかば寂しさのはてなむ国ぞけふも旅ゆく』の青春時代から『うす紅(べに)に葉はいちはやく萌(も)えいでて咲かむとすなり山ざくら花』などの円熟味を増した後期の短歌まで、全国に100以上の歌碑が残っています。その短歌は今もなお多くの愛好者がおり人気の高い歌人で支持され続けています。

このページの目次

2.掛け軸作家「若山 牧水」についての概要

若山牧水は医師・若山立蔵の長男として宮崎県に誕生します。中学の頃から短歌や俳句に親しみ始めます。自然をこよなく愛する彼の作品には色濃く自然主義の影響が反映されており、千本松原保存運動をしたり富士の歌を数多く残すなど、自然主義文学を中心とした短歌を推進し続けました。また創作社を興し、詩歌雑誌『創作』を主宰し、新聞雑誌歌壇の選者として後進を導きました。全国各地に若山牧水の歌碑があることに象徴されるように、旅と自然と酒をこよなく愛する人物でした。

3.掛け軸作家「若山 牧水」の生い立ちや歴史

若山牧水は1885年に宮崎県で生を受けました。1899年に延岡中学校に入る頃から短歌や俳句を始めます。1904年に早稲田大学文学部に入学後、同級生の北原射水(後の白秋)や中林蘇水と親交を持ち、「早稲田の三水」と呼ばれました。大学卒業後1909年に中央新聞社に入社しますが、5か月で退社します。1911年に創作者を興すと詩歌雑誌『創作』を主宰。1928年に43歳という若さでこの世を去るまでの間、浪漫主義と自然主義の影響を受けた短歌を書き続けました。

4.若山 牧水の掛け軸作品の代表作一覧

  • 海の声(1908年)
  • 別離(1910年)
  • 死か芸術か(1912年)

5.若山 牧水の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

若山牧水本人が書いた作品かどうかが大きなポイントです。さらに、真作であることを証明できる証明書などがあれば高額な取引額で査定される可能性が高くなります。また、保存状態が良いかまた箱付きかなども査定のポイントとなってきます。所有している掛け軸を査定する場合、どの点が評価ポイントになるのか以下にまとめたので目安にしてください。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 若山牧水の真作か贋作かどうか
  • 鑑定書などを含めた真作であることを証明できるものがあるかどうか
  • 箱付きか、また保存状態が良好かどうか
  • 修復が完了しているかどうか

6.若山 牧水の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

浪漫主義や自然主義の影響を色濃く受けた若山牧水。オークションでの短歌の作品は落札価格が10,000円~20,000円のものが多いです。例えば『みじか夜のいつしか』の作品ですと、 作品寸は縦27cm×横24cmで額寸は縦42cm×横39cmのもので保存状態は良好で、真作ながら10,550円の値がついています。掛け軸作品ですと真贋は不明で本紙が約37cm×29cm、表具寸法が約53cm×114cmのもので14,000円の値がついています。

7.若山 牧水の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

旅と自然と酒を愛する自然主義文学に傾倒した歌人である若山牧水の作品は、今もなお多くの人に愛され評価されています。10,000円~20,000円と比較的安価な落札額ですが、数十万円で販売されている作品もあり、真作で状態も良い作品であれば高額の査定は大いに期待できると言えるでしょう。お手元に若山牧水の作品をお持ちの方は是非一度お問い合わせください。

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