田能村 竹田(たのむら ちくでん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.田能村 竹田の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

文人画家として知られ、淡白ながらも品のある作品を多く残した田能村竹田。多芸多才でもあったことからその評価は高く、掛け軸などの作品も高値が期待できる作家の一人といえます。

このページの目次

2.掛け軸作家「田能村 竹田」についての概要

田能村竹田は江戸時代中期から後期にかけての文人画家。藩政に携わった時期もありましたが、藩への不満から藩を離れ頼山陽や浦上玉堂などの文人らと交流を持ったことで知られます。繊細なタッチの独自の画法を確立した幕末の文人画家の代表的存在です。

3.掛け軸作家「田能村 竹田」の生い立ちや歴史

田能村竹田は1777年豊後(現在の大分県)に生まれました。藩政に自らの言が入れられず藩を去り、谷文晁らに絵を学びます。旅好きで知られ日本各地を訪れ各地の文人墨客らと交友。また詩も得意とし、自らの画論を著した 『山中人饒舌』などの書も残しました。

4.田能村 竹田の掛け軸作品の代表作一覧

梅花図(1808年)
梅花書屋図(1832年)
松巒古寺図(1833年)

5.田能村 竹田の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

豊後における文人画の祖とされるだけでなく、詩歌や書画、さらには茶や香にも精通していたとされる多芸多才な作家、田能村竹田。その人気は高く、作品も高額となる場合があります。買取額が高値となる条件としては、紛うことなき田能村竹田の真作であると言えることが必要です。その他、落款や署名があるか、保存の状態や作品のサイズ、箱の有無などで査定は変化します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

紛うことなき田能村竹田の真作であると言える
落款や署名はあるか
作品のサイズや保存状態はどうか
箱の有無

6.田能村 竹田の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

田能村竹田の掛け軸は『白泉艸堂之図 青緑山水図』という作品が130,000円で落札された実例もあります。サイズは軸寸が209cm×56cm、本紙が127cm×41cm、箱は二重箱で「田能村直入箱書」というものが付属されています。古い作品のため状態は染み、よれ、汚れ、ヤケ、虫喰いなどがあります。また、真作を謳った『竹林幽居図 淡彩水墨山水画』では、 軸寸が182cm×61.8cm、本紙は121.7cm×48.3cm、極め箱が長さ73.5cm×高さ7.3cm×幅8.4cm、状態では経年による巻きジワや折れなどが全体的にあります。この2つの実例とも鑑定書はついていないですが、それでも落札価格は350,000円の値がついています。鑑定書つきで状態も良好であればより高値も期待できるでしょう。

7.田能村 竹田の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

多芸多才で知られ、多くの文人墨客とも交流を持ったことで知られる田能村竹田。豊後における文人画の祖として名高いだけに、掛け軸などの買取においても高値となることがあります。田能村竹田の作品をお持ちの場合、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。

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