王 石谷(おう せっこく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.王 石谷の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
王石谷は清代の文人画家です。本名は王翬(おうき)。画法の典型を広く古画に求め、南北二宗を集大成した功績から画聖と称されました。王鑑(おうかん)、王時敏(おうじびん)らとともに清初正統派の中心的画家として四王呉惲の一人に数えられ、後の画人に多大な影響を与えました。四王の中では抜群の多作家で、掛け軸をはじめとして多くの作品を世に残しました。
このページの目次
2.掛け軸作家「王 石谷」についての概要
王石谷(1632年〜1717)は江蘇省常熟生まれ。字は石谷、号に耕烟散人、剣門樵客、烏目山人ほか。同郷の張珂に幼少より師事し、元代の黄公望の山水画を臨模(手本を見て書くこと)することで画力の研鑽に励みました。のち王鑑、さらに王時敏にも学びましたが、王石谷の画技は師よりも優れているとの評価を受け、清代第一の画家として名声を得ました。
3.掛け軸作家「王 石谷」の生い立ちや歴史
大成した王石谷は、しばしば皇帝の命を受けて画作しました。60歳のとき、康熙帝(こうきてい)の詔により北京にのぼり制作活動に取り組み、2年の歳月をかけて『南巡図』12巻を完成させました。その後は故郷に帰り、86歳で没するまでの20年余、画事と弟子の育成に邁進しました。
4.王 石谷の掛け軸作品の代表作一覧
- 清暉画跋
- 南巡図
5.王 石谷の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
王石谷の作品は人気があることの裏返しで、贋作も多く出回っています。そのため、真作であるかどうかが大きなポイントとなっています。鑑定書や証明書などがあれば、高額査定になる可能性があるでしょう。また保存状態が良いか、箱があるかなども査定額UPの重要な要素です。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名・落款(らっかん)があるか
- 希少な作品であるか(欲しがる人が多いほど買取価格はあがります)
- 軸や画の素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)
6.王 石谷の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
2010年に中国国内のオークションにて、王石谷の『江山平遠』が1,344万元(約2億2千万円)にて落札されました。この『江山平遠』は老年ながら気力に溢れた筆で初夏の風情をとらえていたことが高く評価されました。
7.王 石谷の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
高い画力を誇る王石谷の作品は、美術品収集家の間で評価が確立されています。とりわけ掛け軸は人気が高く、高価買取の対象となります。王石谷の作品をお持ちの方は、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか?
その他の掛け軸について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。