徳川 家宣(とくがわ いえのぶ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.徳川 家宣の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

徳川家宣は、江戸幕府第6代の将軍です。1709年(宝永6年)5代将軍綱吉の没後、48歳の時に将軍職を継承しました。在籍わずか4年で逝去したため、徳川家の将軍の中では目立たない存在ですが、生類憐れみの令を廃止し、武家諸法度の改訂などを執り行いました。好学の将軍であったことで有名です。

このページの目次

2.掛け軸作家「徳川 家宣」についての概要

6代家宣は、甲府時代の家臣である間部詮房や新井白石を登用し、文治政治を行いました。将軍就任後、すぐに生類憐れみの令と酒税を廃止したため、庶民に大歓迎されました。好学の人であったことは有名で、新井白石の学問をほとんど毎日傾聴していたと言います。その勤勉ぶりは白石が舌を巻くほどでした。経書、諸子百家といった当時の教養とされた学問は全てマスターしていたそうです。教養を下地とした家宣の書は趣があり芸術性も高いと思われます。

3.掛け軸作家「徳川 家宣」の生い立ちや歴史

徳川家宣は1662年(寛文2年)に甲府宰相徳川綱重の長子として江戸に生まれました。幼名は虎松。綱重が正室を迎える前の誕生であったことから、家臣の子として甲府に育ちました。綱重の死後は綱豊を名乗り家督をつぎます。5代将軍綱吉の養嗣子となり、江戸に移り家宣と改めました。1709年(宝永6年)綱吉の死後、48歳で将軍職を継承します。甲府時代からの家臣である、間部詮房や新井白石を抜擢し、政治の刷新を図りました。生類憐れみの令と酒税を廃止したことは有名です。在職わずか4年で逝去。儒教的理想主義に基づく政治を目指した6代家宣・7代家継の時代の治世は「正徳の治」と称されました。

4.徳川 家宣の掛け軸作品の代表作一覧

  • 大はらや をしほの山は小松原 はやこたかられ 千代の影見ん(1700年)

5.徳川 家宣の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

江戸に花開いた芸術は数あれど、徳川家の将軍の作品は歴史的価値もあり高額で取引されています。6代将軍家宣は、学問に熱心だった人物なので、歴史的価値に加えて、芸術的にも評価が高いと思われます。筆跡のほとんどが博物館や財団などで管理されていますので、真筆は高額査定となるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作であること
  • 保存状態が良い
  • 箱がある
  • 落款や印がある

6.徳川 家宣の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

江戸幕府6代将軍、徳川家宣の筆跡は、その多くが博物館や財団に所蔵されています。ネットなどの市場で取引されることはあまり無いようです。そのため希少価値が高く、真筆でしたら高額査定が期待できるでしょう。古美術商で販売している掛け軸を例にあげると、和歌色紙「大はらや をしほの山は小松原 はやこたかられ 千代の影見ん」は650,000円でした。紙本16cm×17.5cm、軸45.5cm×142cm。箱や表装も良く塗二重箱入、葵紋極上表具でした。販売価格ですが、保存状態に多少シミ等があってもこの評価ですので、家宣の掛け軸をお持ちでしたら、ぜひ査定をしてみましょう。

7.徳川 家宣の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

徳川家6代将軍家宣は、好学な人物でした。48歳で将軍の座につくも、在職わずか4年で逝去。しかし、その治世は、儒教的理想主義に基づいたものでした。6代家宣、7代家継の治世は「正徳の治」と呼ばれています。家宣の筆跡は、歴史的価値もさることながら芸術的にもとても価値があるものです。将軍の作品ですので、掛け軸の表装もまた贅を凝らした造りです。多少のシミがあっても高額査定が期待できるでしょう。徳川家宣の掛け軸をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。

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