北山 寒厳(きたやま かんがん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.北山 寒厳の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

1767年江戸麻布に生まれました。号の寒厳は、麻布の寒山房に生まれたことから名付けられました。17世紀のバロック絵画、ヴァン・ダイクにかけ、「樊泥亀(はんでいき)」の号を使うこともあるようです。北山寒厳の門下には、谷文晁がいます。洋風画を研究し、江戸中期には珍しいパステル画も残しています。

このページの目次

2.掛け軸作家「北山 寒厳」についての概要

父である馬道良から画を学び、中国北宋画を研究しました。門下に谷文晁がいますが、互いに影響を及ぼしながら研鑽し合っていたようです。蘭学などの影響を受けて、洋風画の研究も行いました。「ローレンス・ヘイステル像」は、江戸時代にしては珍しくパステルで描かれた作品です。35歳で夭逝したため、作品の数はそれほど多くなく希少性があります。

3.掛け軸作家「北山 寒厳」の生い立ちや歴史

1767年江戸麻布に生まれました。父親も画家で、父から画を学ぶと、自ら中国北宋画を研究しました。画風は、沈南蘋の影響が見られます。谷文晁の師としても知られていますが、互いに研鑽した仲でもありました。田能村竹田は、寒厳の絵を高く評価しており、「もし長く生きていたなら谷文晁と名声を二分したであろう」と述懐しています。一方で、蘭画の影響も受けて洋風画の研究も行いました。1801年35歳という若さでこの世を去りました。

4.北山 寒厳の掛け軸作品の代表作一覧

  • ローレンス・ヘイステル像(1789年)
  • 林和靖図
  • 花鳥図
  • 万国新話挿絵(1789年)

5.北山 寒厳の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

あの谷文晁の師であり、江戸中期に活躍した画家です。日本美術史の中でも重要人物ですが、わずか35歳という若さで夭逝。そのため、作品は希少価値があります。江戸時代中期としては珍しくパステル画を描き、作品を残しています。その絵はかなりの実力で、高く評価されています。そのため、北山寒厳の肉筆画でしたら、評価額は高額になりそうです。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 保存状態が良い
  • 作者の署名がある
  • 題材は何か
  • マチエールは何か

6.北山 寒厳の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

芸術が花開いた江戸時代。北山寒厳は、その江戸中期に活躍した画家で、谷文晁の師といわれる人物です。わずか35歳でこの世を去りますが、幼少の頃から父に絵を学びましたので、生涯をかけて絵を描いたと言っても過言ではありません。しかし、作品の数はそれほど多くないため、取引の相場も確立されていないようです。あの谷文晁の師という人物ですので、評価も高いと思われます。肉筆画で状態も良ければ高値で取引されるでしょう。

7.北山 寒厳の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

北山寒厳は、江戸中期に活躍した画家で谷文晁の師といわれる人物です。その作品は、それほど数が多くないので、希少価値があります。日本美術史においても重要人物ですので、その作品は高く評価されています。大家ですので作品は高額で取引されるでしょう。また、江戸時代には珍しいパステル画も描き残しています。もし、北山寒厳の作品をお持ちでしたら、買取査定をしておくことをおすすめします。

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