俵屋 宗達(たわらや そうたつ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.俵屋 宗達の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

俵屋宗達は、江戸初期に京都で活躍した絵師です。尾形光琳が私淑したことから「琳派の祖」とも言われています。『風神雷神図』が有名です。金箔地を生かした装飾性の高い画風や、「たらしこみ」画法を用いた水墨画など、数多くの優れた作品を残しています。俵屋宗達の作品は、国宝級の逸品です。

このページの目次

2.掛け軸作家「俵屋 宗達」についての概要

琳派の祖と言われる俵屋宗達は、江戸時代初期に活躍した画家です。当代きっての文化人、烏丸光廣や、本阿弥光悦らの書巻に下絵を描き、嵯峨本の出版にも関与しました。当時から一流の絵師として知られていたことは確かです。生乾きの水墨にさらに濃淡のことなる墨を含ませ「にじみ」による表現を狙った「たらしこみ」の技法が有名です。『風神雷神図』のような、装飾的で大画面の作品のほか、水墨画の作品も描いています。

3.掛け軸作家「俵屋 宗達」の生い立ちや歴史

俵屋宗達は、尾形光琳が私淑し、琳派の祖と言われるほどの大家です。しかし、人物に関する資料は少なく、生没年も詳しく分かっていません。17世紀前半に京都で活躍した絵師で、親交のあった文化人・角倉素庵や、公卿・烏丸光廣らと同世代ではないかと考えられています。京都で俵屋という絵屋で扇屋を営み後年は一派で制作をしていたと推測されています。1630年までに、街絵師としては破格の法橋位を与えられていることがわかっています。

4.俵屋 宗達の掛け軸作品の代表作一覧

  • 風神雷神図屏風(17世紀前半)
  • 扇面散図屏風(17世紀前半)
  • 蓮池水禽図(1915年)

5.俵屋 宗達の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

俵屋宗達は「琳派の祖」として、または『風神雷神図』の作者として有名な絵師です。人気の作家で需要も高いので、高額で取引されています。下絵を俵屋宗達が描き、書を本阿弥光悦が書くという合作の作品も多く見られます。両者とも世界的に知られる作家ですので、価値があります。屏風絵などの大作が有名ですが、水墨画の掛け軸もあります。人気がある絵師なので真作でしたら高額の査定となるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 俵屋宗達の真作であること
  • 落款・印があること
  • 保存状態が良いこと
  • 鑑定書があるかどうか

6.俵屋 宗達の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

俵屋宗達の掛け軸は、やはり高額で取引されていました。『俵屋宗達真筆 紙本彩色桔梗図』は、紙本縦26.5cm×35.4cm、軸寸縦108cm×47cmの掛け軸で、230,000円で落札されていました。こちらは、安田靫彦の箱書きがあります。さらに売立札や「川合玉堂先生」と記された封筒が添えられており、価値のあるものだということがわかります。また、『俵屋宗達真筆 墨蹟自詠短冊和歌「初時鳥」』は、俵屋宗達の書ですが、251,000円で落札されました。こちらは、本紙寸縦36.5cm×横5.5cm、軸寸縦154cm×横26cm。大倉好斎と古筆了仲の極め札が付属しています。このように、琳派の祖・俵屋宗達の作品の市場相場は、高額で安定していると言えます。

7.俵屋 宗達の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

「琳派の祖」と言われる俵屋宗達の掛け軸は、高額で取引されることは間違いありません。『風神雷神図』のように装飾的な大作が有名ですが、水墨画も多く残しています。特に俵屋宗達が下絵を書いた本阿弥光悦との合作も多いです。琳派は世界的にも人気がありますので、その祖であれば、間違いなく高額査定となります。俵屋宗達の作品をお持ちの方は、必ず査定をしておきましょう。

その他の掛け軸について