黄 公望(こう こうぼう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.黄 公望の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
黄公望は、中国元朝末期の水墨画家です。倪瓚、呉鎮、王蒙と並び「元末四大家」と称されその中でももっとも広い画風をもち、後代に与えた影響も一番大きいと言われています。董其昌、陳繼儒、王思任、楊龍友、倪瓚、王時敏、夏雲鼎、孔尚任などとあわせて「金陵九子」とも呼ばれることもあります。味わい深い画風と豊かな発想から生まれる黄公望の作品は、国内外で高い評価を得ています。
このページの目次
2.掛け軸作家「黄 公望」についての概要
黄公望(1269年〜1354年)は、蘇州常熟(現在の江蘇省)で生まれました。両親が早世したため、温州永嘉(現在の浙江省)に養子に出され、黄家で十分な教育を受け育ちました。博学であったものの、長らく官に就けず40歳を過ぎて初めて蘇州の属吏となりました。しかし程なくして官を捨て、占い師、戯曲家、道士などの遍歴を重ねました。
3.掛け軸作家「黄 公望」の生い立ちや歴史
放浪生活を送っていた黄公望は、董源(とうげん)・巨然(きょねん)の画法をもとに50歳を過ぎて本格的な画家活動に入りました。79歳の頃、富陽(現在の浙江省)に移住し、この地で描かれた『富春山居図(台北・国立故宮博物院所蔵)』は、水墨画の代表的な傑作として知られています。
4.黄 公望の掛け軸作品の代表作一覧
- 富春山居図巻
- 写山水訣
- 九峰雪霽図
5.黄 公望の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。黄公望の作品も例外ではありません。まちがいなく黄公望の作品であることが証明できると高い買取が期待できます。さらに、ギズやしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真贋(本物)かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
- 保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
- 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
- 掛け軸の素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
6.黄 公望の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
黄公望の掛け軸(135cm×60.5cm)が、国内のネットオークションで20万で落札されました。黄公望の掛け軸の相場は10万円~15万円前後です。多少のシミやシワなどがあっても買取は可能です。鑑定書や、出所がはっきりしていればもっと高値がつく可能性もあります。
7.黄 公望の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
黄公望が画作を始めたのは50歳ごろからと言われています。ですが、制作活動に精を出し多くの作品を生み、数年にして名声を得るまでになりました。80歳ごろに至って円熟した作品を生むなど晩年まで描き続けました。黄公望の真作であることがはっきりしている、箱が残されているものであれば高額査定がつく可能性があります。
その他の掛け軸について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。