荒木 十畝(あらき じっぽ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.荒木 十畝の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

荒木十畝は、花鳥画を得意とした日本画家で、日本画界の復興にも力を入れました。「守旧斬新派」を自称し、若干35歳にして「文部省美術展覧会」の審査員を任せられるなど、その作品は若い頃から高い評価を受けており、高価買取がなされる可能性は高いです。

このページの目次

2.掛け軸作家「荒木 十畝」についての概要

荒木十畝は日本画の技術をとことん極め、「垂らし込み」と呼ばれる技法で滲みを表現したり、色彩を巧みに使って絵の奥行きを表現するなど、卓越した技術を持っていました。その実力は、日本画界の巨匠である「横山大観」や、数々の受賞経験があり掛け軸画家である「川合玉堂」とも並べられる程でした。義父の荒川寛畝が亡くなってからは、作風が変化し、より華やかなものになっていきました。

3.掛け軸作家「荒木 十畝」の生い立ちや歴史

荒木十畝は、長崎県大村市に生まれ、20歳で荒木寛畝の塾に入門しました。当初の作風は荒木寛畝の影響を強く受け、伝統的な日本の絵を踏襲していましたが、段々と「急進派」の影響を受けるようになっていきます。荒木寛畝が亡くなって以降は作風が変化し、『四季花鳥』などの極彩色を使った傑作を生み出していきます。日本画の技術を極めた荒木十畝は、「東洋画は精神的で、西洋画は物質的である」という名言を残しています。

4.荒木 十畝の掛け軸作品の代表作一覧

  • 黄昏(1919年)
  • 寂光

5.荒木 十畝の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

荒木十畝は、日本画を極め、その技術が高く評価されている日本画家であり、高価買取の可能性があります。ただし、高価買取をされるためには、素材は何で出来ているのか、箱や布などの付属品は揃っているかなども大切になってきます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
  • 荒木十畝本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)

6.荒木 十畝の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

荒木十畝の作品は、真作か定かではないものであれば、数100円から数1,000円程度で取引されています。真作であれば『孔雀』という作品で、サイズが作品寸127cm×50cm、軸寸224cm×72.5cm、状態が「作品に少シミ・少折れあり、軸装に少傷み、箱にテープ跡あり」と説明するものが66,600円の値段がついた実績があります。

7.荒木 十畝の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

荒木十畝は、確かな技術と日本画への探究心を持った日本画家であり評価も高く、その作品は高価買取がなされる可能性があります。荒木十畝の作品をお持ちの方は、一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。

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