有島 生馬(ありしま いくま)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.有島 生馬の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

有島生馬は小説家でもあり洋画家としても有名で、セザンヌを日本に紹介した人です。志賀直哉たちと創刊した雑誌「白樺」に代表作「蝙蝠の如く」をはじめ多数の小説を載せています。日展審査員や理事も務めた著名な有島生馬の作品は高値での取引が見込まれます。

このページの目次

2.掛け軸作家「有島 生馬」についての概要

有島生馬は、小説家の志賀直哉や画家の児島喜久雄とは少年時代からの友人で、「白樺」創刊に参加し、代表作「蝙蝠の如く」や「獸人」など多くの小説を書きました。18歳の時、肋膜炎を患い、父の郷里の鹿児島で転地療養しますが、そこで知り合った神父からローマの宗教画を見せられたのが、洋画家への一歩だったようです。実際にイタリアやフランスに留学し、作品を描き、小説にも生かされています。

3.掛け軸作家「有島 生馬」の生い立ちや歴史

有島生馬は、肋膜炎を患い転地療養した鹿児島でローマ宗教画に魅せられ、翌1882年東京外国語学校(現・東京外国語大学)イタリア語科に入学します。1903年(明治36年)には小山内薫の紹介で、以前からか傾倒していた島崎藤村を小諸に訪ねた際、ピサロの絵を初めて見て衝撃を受け、洋画家藤島武二に師事した後、1906年にイタリアに留学します。イタリアやフランスに留学しパリでセザンヌ回顧展で感銘を受けます。1910年に帰国し、「白樺」でセザンヌを紹介しました。1928年にフランスでレジオンドヌール勲章を授与されました。

4.有島 生馬の掛け軸作品の代表作一覧

  • 蝙蝠の如く (1913年)
  • 獸人 (1915年)
  • 南欧の日 (1916年)
  • 暴君へ (1917年)
  • 鏡中影 (1919年)

5.有島 生馬の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

有島生馬は、文化功労者であり日展審査員や理事を歴任していました。セザンヌを日本に紹介したのも有島生馬です。有島生馬の作品は市場にあまり出回っていないようなので希少性が高く、高値での取引が見込まれます。高値での取引には、有島生馬本人の作であることが条件ですが、その他にもサイズや保存状態の良し悪しによっても査定金額は大きく変動します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 有島生馬の作であるかどうか(鑑定書などはあるか)
  • 署名(銘)はあるか
  • 素材は何でできているか
  • 保存状態は良好か(汚れや欠けはないか)
  • 付属品はあるか(箱などはあるか)

6.有島 生馬の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

有島生馬の作品は、あまり市場に出回っていないようですが、インターネットのオークションサイトで、8号油彩(作品の詳細不明)が、56,555円で落札された記録がありました。

7.有島 生馬の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

雑誌「白樺」の創刊に関わり、小説も掲載し、セザンヌを日本に紹介したのも有島生馬です。日展審査員や理事を務め、フランスのレジオンドヌール勲章も授与されるなど文化功労者である有島生馬の作品は高値での取引が見込まれます。お持ちの方は是非お問い合わせください。

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