粟田口 隆光(あわたぐち たかみつ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.粟田口 隆光の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

粟田口隆光は絵仏氏(僧籍でありながら、仏教絵画や仏像の彩色などを行った専門職)として知られる人物です。清涼寺本「融通念仏縁起絵巻」が有名で日本の重要文化財にもなっており、もし新しく見つかった作品が粟田口隆光本人のものであることが証明できれば、高額査定が期待できる作家です。

このページの目次

2.掛け軸作家「粟田口 隆光」についての概要

室町時代の美術界では金閣銀閣に代表されるような北山文化や東山文化が主流でした。特に絵画においては雪舟をはじめとする水墨画を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。その頃にあって、伝統的なやまと絵を描いていた作家の1人が粟田口隆光です。室町時代のやまと絵は、それまでの技法を継承しつつも、艶やかさが加わった、当時としては新しいものでした。

3.掛け軸作家「粟田口 隆光」の生い立ちや歴史

粟田口隆光は南北朝・室町初期に、絵仏師として活躍した人物です。清涼寺本「融通念仏縁起絵巻」を生み出し、革新期にあった当時のやまと絵を新しいものへと展開しました。作品は仏教の考えに基づいて作成。ほかにも、政府の絵師として当時流行っていた稚児物語『あしびき』の絵巻5巻も制作しました。生没年は未詳。

4.粟田口 隆光の掛け軸作品の代表作一覧

  • 藤原鎌足像
  • 融通念仏縁起絵巻、巻上(1417年)
  • 融通念仏縁起絵巻 巻下(1417年)

5.粟田口 隆光の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

室町時代の主流にはなかったやまと絵ですが、清涼寺に保管されている絵巻は国の重要文化財にも指定されており、粟田口隆光本人の作品であることが証明できればかなりの高額査定が期待できます。本人直筆であること、名前・落款の有無、保存状態などがポイントとなります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 粟田口隆光本人の作品であること(証明書や鑑定書があるとなお良いです)
  • 掛け軸であれば本紙や表紙の素材は何でできているか
  • 保存状態が良好で、オレやシミなどが多くないか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか

6.粟田口 隆光の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

粟田口隆光の作品の取引相場価格は、保存状態、署名・落款の有無が大きく影響します。粟田口隆光の作品は真贋が定められないものも市場に出回っており、そのため真作と断定できるものは希少価値も高く、高値での買取が期待できます。もし作品をお持ちでしたら是非お気軽にお問い合わせください。

7.粟田口 隆光の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

室町時代に革新的なやまと絵を描き、それまでの質素なものから華やかなやまと絵へと、やまと絵文化を変えた画家、粟田口隆光。温故知新としたそれらの作品は今や国の重要文化財となっています。真作として定かな作品は市場でも多く出回っていないため、もし少しでも粟田口隆光のものと思われる作品をお持ちでしたら、是非一度査定に出されてみることをお勧めいたします。

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