陳 逸舟(ちん いっしゅう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.陳 逸舟の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

陳逸舟は、中国清代の画人です。貿易商として1827年に長崎に来舶して以降、約20年の間に10回以上も来日しました。山水画に優れており、鉄翁祖門ら日本人画家に中国の画法を伝えたことでも知られています。

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2.陳 逸舟の掛け軸作品についての概要

陳逸舟は王翬によって興された虞山派の画風を受け継ぎ、山水図や梅花図を得意としました。鉄翁祖門、木下逸雲、三浦梧門ら長崎南画三筆に画法を伝え、日本の美術史に多大な影響を及ぼしました。そのほか明治期に活躍した画家の滝和亭、谷口藹山なども陳逸舟から学んだという記録が残っています。

3.陳 逸舟の掛け軸作品の歴史や情報

陳逸舟は浙江省出身で、諱は熺、字を元熺、号は逸舟のほかに小鸚鵡洲画史があります。1827年に初来日し、その後も船主、財幅として11回以上、23年にわたり長崎を訪れました。子の陳子逸も父と同様に貿易商として明治初年に来舶し、画技を伝えたとされています。

4.陳 逸舟の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

陳逸舟の掛け軸作品における査定は高値を呼ぶこともあります。高額となる条件としてはまず、確実に陳逸舟の作品であるといえるかどうかがポイントです。その他では、印や落款があるか。シミ、シワ、折れなどはないか。箱の有無は、作品のサイズはどれくらいかといったことによっても査定結果は変動します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作(本物)かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
  • 保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
  • 掛け軸の素材の質、種類

5.陳 逸舟の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

国内のネットオークションにて、陳逸舟の掛け軸『水墨山水図』は220,000円で取引されています。この作品は絹本、本紙縦85cm×横36cm、表装サイズ縦152cm×横47cm、軸先なし、箱なしという条件でした。保存状態良好、真作保証品であることから高値がつきました。

6.陳 逸舟の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

取引相場価格は真作保証の可否、さらに保存状態や作品の種類によって大きく変わります。陳逸舟の現存作品は多くありませんが、現在でも人気があり熱心なコレクターが存在します。もし陳逸舟の作品を売却しようと考えているなら、真作であることはもちろん、高額査定のためにも作品の保存状態にも注意を払う必要があります。陳逸舟の作品の売却をお考えでしたら、一度ご相談ください。