陳 逸飛(ちん いつぴ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.陳 逸飛の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

陳逸飛は、現代中国美術随一の油絵画家です。2011年にはオークションで『山地風』という作品が、当時の中国の油絵作品では最高額の8,165万元(約10億3,000万円)で落札され大きな話題になりました。常に注目されている非常に高名な作家です。作品が予想以上の高額査定となることも十分期待できます。

このページの目次

2.掛け軸作家「陳 逸飛」についての概要

陳逸飛は映画監督や実業家でも成功するなど、絵画の枠組みを超え多才ぶりを発揮しました。中国での成功後はアメリカに進出し、作品が主要なギャラリーで展示されるなど国際舞台でも大いに活躍しました。ロマンあふれる歴史画や艶やかな中国女性の人物画、蘇州を題材とした風景画など、その作品は世界で高評価を得ています。

3.掛け軸作家「陳 逸飛」の生い立ちや歴史

陳逸飛は1946年、中国浙江省に生まれました。1965年、19歳で上海美術専門学校を卒業後、精力的に創作に取り組みます。清々しい筆致と真に迫った描写が画壇の注目を浴びるようになり、1976年、魏景山との合作作品『占领总统府』で、一躍脚光を浴びました。1980年にはアメリカに留学し、活動の舞台を海外に移します。ニューヨーク、ワシントン、日本での展覧会を成功させ、現代中国を代表する油絵画家として広く認識されるようになりました。1992年に帰国した後は、カンヌ映画祭で監督作品が入選し、また自身のファッションブランドを立ち上げるなど、映像やビジネスの分野でも活躍しました。2005年、59歳で逝去しました。

4.陳 逸飛の掛け軸作品の代表作一覧

  • 黄河颂(1972年)
  • 占领总统府(1976年)
  • 踱步(1979年)
  • 寂静的运河 (1985年)

5.陳 逸飛の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

現代中国屈指の人気作家であり、中国美術ブームの影響もあることから、真作が市場に出回るケースは減少しつつあると言え、さらなる高額落札も期待できます。肉筆保証されたもの、作者のサインがあるものなどは、予想以上の高値がつく可能性も高い作家です。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 肉筆のものであるかどうか
  • 陳逸飛作の証明ができるものかどうか(証明書や鑑定書があるかどうか)
  • 署名や印(落款)があるかどうか
  • 展覧会に出展された実績がある作品であるか
  • 良い保存状態であるか(傷や汚れなどがないか)
  • 作品の大きさ(尺)はどれくらいか

6.陳 逸飛の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

肉筆保証済みの作品では、おおむね高い値で落札されています。さらに、サインがあるもの、画題や作品のタッチに作者の特徴がよく表現されているものはいっそう価値が上がり高額査定につながっています。『家川風景』という絵部分が縦63cm、横78.5cm程度の金属の額装の作品は、「ひやけ、シミ、額にキズ等」ある状態でしたが肉筆のサインがあり、作家の魅力であるロマンチックな情緒が香る作品だったこともあり、103,000円で落札されました。

7.陳 逸飛の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

世界を舞台に現代美術に常に挑み続けたとも言える陳逸飛。その作品は17年で約28倍もの落札価格の高騰を呼んでいます。国際的な活動から、作品は日本はじめ世界にまだ残っているとも言えます。お手元に作品がありましたら、ぜひ査定に出されることをおすすめいたします。

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