趙 孟頫(ちょう もうふ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.趙 孟頫の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

趙孟頫は中国元の時代屈指の書画家です。唐や北宋時代を規範とする復古主義を掲げ、同時代美術を力強く牽引しました。格調高い書風、卓越した技巧が冴える山水画など、後世の中国をはじめ朝鮮、日本にまで大きな影響を与えています。市場では工芸印刷のものも珍重されており、真作では思わぬ高値となることも多い作家です。

このページの目次

2.掛け軸作家「趙 孟頫」についての概要

宋王家の子孫でありながら、元王朝で歴代の皇帝に仕えた趙孟頫。自分の王朝を滅亡させた敵に仕える苦悩は、古典を通じて古人の心情まで読み取る作家の類まれな感性を育て、書や青緑山水の作品に見事に昇華されました。書は王義之を超えた第一人者とされ、画では文人の心の揺らぎまで感じさせる抒情的な傑作の数々を生み出し、美術史上にその名を刻んでいます。

3.掛け軸作家「趙 孟頫」の生い立ちや歴史

趙孟頫は、1254年中国の浙江省湖州市に生まれました。字は子昂、号は松雪道人など称しています。宋の王室の後裔でしたが、26歳の時、宋が滅亡し王朝が元に代わるという苦難に遭います。一時は故郷に隠遁していましたが、元の初代皇帝フビライ・ハンに召喚され、元王朝で仕官することになります。その後5人の皇帝に出仕し高い官位も得て、元朝初期美術の指導者として貢献しました。詩、書、画、すべてに秀でた才を発揮し、さらに文人画の礎を築きました。1322年、68歳で苦しくも信念に満ちたその生涯を終えました。

4.趙 孟頫の掛け軸作品の代表作一覧

  • 鵲華秋色図巻(1295年)
  • 玄妙観重脩三門記巻(1303年頃)
  • 蘭亭十三跋(1310年)
  • 江村漁楽図
  • 与中峰明本尺牘

5.趙 孟頫の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

歴史的に意義ある作家でもあり、常に作品が求められています。工芸印刷であっても箱付きであったり作品の来歴がわかるものには意外な値がつくケースがあり、肉筆や真作ともなるとその価値はいっそう高騰し、高額査定が十分期待できます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 保存状態は良いか(傷、シミ、カビなどがないか)
  • 付属品が残っているか(共箱・袋・紐など)
  • 趙孟頫本人の作品であるか(証明書や鑑定書があるか)
  • 作者の署名(落款)があるかどうか
  • 目録やカタログがついているかどうか
  • 何の素材でできているか

6.趙 孟頫の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

肉筆の作品は、本紙や付属品の保存状態がよく署名、落款があるものなどには、おおむね高い値がついています。さらに真作保証されたものでは、思わぬ高値で落札となることもあります。『人馬図』という真作の絹本掛け軸は、作品サイズが縦31.5cm、横54cm、本紙に傷のある部分もあったものの、装丁がされており、作家の署名、落款が明確にわかるものでもあったため、242,000円という高額落札に至っています。

7.趙 孟頫の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

元初期の復古主義の旗手として趙孟頫が中国美術に残した功績は計り知れず、後世の文人画家にも大きな影響を与えました。まさに古典への復興を超越し、芸術の革新まで成し得たと言えるでしょう。肉筆、工芸印刷問わず価値の高い作家ですので、作品がある場合は、一度査定に出されることをおすすめいたします。

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