江馬 進(えま すすむ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.江馬 進の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

江馬進は日本画家です。創作と研究のため世界各地より織物を収集し、それらを模写して木版刷りによる『東西染織文』を著しました。このことから西陣織の図案家としても江馬進の名は知られています。

このページの目次

2.掛け軸作家「江馬 進」についての概要

江馬進の著作『東西染織文』では、世界の国々や様々な民族の特徴を表した裂地模様が320余点も収録されています。モチーフは植物、花、幾何学、動物、人物など幅広く、またバラエティに富んだ色づかいで構成されていることから、江馬進が染織図案の世界においてゆたかな多様性の必要性を感じていたことがわかります。

3.掛け軸作家「江馬 進」の生い立ちや歴史

江馬進(1910年~1973年)は絵画専門学校を卒業後、父の図案業を助け西陣図案界で活躍しました。大戦の頃より再び絵画を志すようになり、西山翠嶂の青甲社に入りました。後に西山英雄に師事し、1959年以降は牧人社の一員となって帝展11回『山の池』、日展5回の『森』、大阪市展『八瀬の秋』などを出品し主に風景画を描きました。

4.江馬 進の掛け軸作品の代表作一覧

  • 織宝大鑒(1940年)
  • 倭文機帖(1941年)
  • 東西染織文(1953年)

5.江馬 進の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

江馬進の作品は人気が高いだけに昔から、工芸印刷、手彩色の木版画といった偽物も多いです。鑑定が非常に難しい作家ですが、日本の百貨店や画廊などで目録や証明書付きで購入された作品であれば価値が保証されています。まずは江馬進本人の真作であるかどうかが大きなポイントです。また保存状態は良いか、制作された年代やタイトルがはっきり分かっているかなどの一般的な骨董品の査定基準ポイントもあてはまります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 江馬進本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.江馬 進の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

江馬進の作品が市場に出回ることは稀で、実際の買取相場価格は残念ながら不明です。取引相場価格は、保存状態や作品の種類によって大きく変わります。江馬進の真作であることが証明できる作品であれば高値で取引される可能性があるでしょう。

7.江馬 進の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

江馬進は日本画家であり、西陣織の図案家でもあったため、多種の作品を後世に残しました。しかしながら未整理、未発掘の作品も多く、また真贋不明の作品も存在しています。江馬進の作品を売却しようと思っているのであれば、真作証明できることはもちろん、作品の保存状態、付属品が揃っていることも確認しておきましょう。

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