江馬 天江(えま てんこう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.江馬 天江の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

江馬天江は、文政8年生まれの京都を代表する文人です。維新後は実兄の板倉傀堂や山中静逸らと国事に奔走しました。漢詩などの書を多く残していますが、模写が多く江馬天江自身が書いたものはあまり市場に出回っていないようです。真作なら高値が期待できる作家といえます。

このページの目次

2.掛け軸作家「江馬 天江」についての概要

江馬天江は文政8年近江国の生まれで、医学を修め21歳で仁和寺侍医の江馬榴園の養嗣子となりました。近代医学の俎といわれ蘭学者である緒方洪庵や漢学者の梁川星巌に師事し、多くの文人と煎茶会・書画会などを通して交流し、また、同世代の神山鳳陽・頼支峰、漢詩人の村上仏山・小野湖山・書家の巌谷一六・清人陳曼寿、篆刻家の山本竹雲・小曽根乾堂らとも交流していました。

3.掛け軸作家「江馬 天江」の生い立ちや歴史

江馬天江は1825年に近江国坂田郡中村の下阪篁斎の第6子として生まれました幕末維新は実兄の板倉槐堂や山中静逸・谷如意などと国事に奔走しましたが、1869年(明治2年)京都に帰り、同年開校した私塾立命館で、塾長として儒学を教授しています。1884年(明治17年)には、小堀遠州が作庭した退亨園のある邸宅に隠棲して多くの文人たちと煎茶会・書画会などを通して交流し文芸にはまっていきます。同世代の神山鳳陽・頼支峰、漢詩人の村上仏山・小野湖山・書家の巌谷一六・清人陳曼寿、篆刻家の山本竹雲・小曽根乾堂らとも交流し、還暦の記念に清人画家の胡鉄梅によって肖像画が画かれています。また、明治11年5月5日に鳩居堂熊谷直行主催の山紫水明処書画会が京都鴨川で行われ、参加しました。

4.江馬 天江の掛け軸作品の代表作一覧

  • 賞心賛録
  • 古詩声譜
  • 退亨園詩鈔

5.江馬 天江の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

儒教や漢詩に精通した江馬天江の作品は評価が高く人気なので、高値での取引が期待できる作家といえます。高値での買取には江馬天江本人の作であることが条件ですが、作品のサイズや保存状態の良し悪しによっても査定価格は変動します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作者の署名(銘)はあるか
  • 保存状態は良好か(汚れや欠けはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品はあるか(箱などはあるか)
  • 江馬天江本人の作であるかどうか(鑑定書などはあるか)

6.江馬 天江の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

江馬天江の作品はインターネットのオークションサイトで見ても、あまり市場に出回っていないようです。模写も多く真作は極めて少ないので、希少性が高いため、高値での取引が期待できるでしょう。6曲1双の貼屏風の取引価格が55,000円ででていました。汚れやキズがあることのみ表示され、大きさ等は表示されていません。

7.江馬 天江の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

江馬天江は漢詩の書を多く書いていますが、江馬天江本人の真作が市場に出回ることが少ないため、希少価値が高く、高値での取引が期待できるといえます。お持ちの方は是非お問い合わせください。

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