傅 抱石(ふ ほうせき)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.傅 抱石の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
傅抱石は、横山大観や竹内栖鳳など日本画の画法に学び朦朧体を活かした独自の画風を確立させた、20世紀中国画壇を代表する大家です。優れた潑墨技法も駆使し中国伝統の山水画、人物画に新境地を開きました。作品の人気は非常に高いと言え、高額査定も十分期待できる作家です。
このページの目次
2.掛け軸作家「傅 抱石」についての概要
傅抱石(1904年~1965年)は江西省出身で、画だけでなく篆刻制作にも秀でた才を発揮しています。江西省第一師範学校で創作と美術研究を開始し、1926年に卒業した後は徐悲鴻に勧められ日本の帝国美術学校にも留学しています。中国の伝統と日本画の画風を貪欲に吸収し創作した斬新な作品は画壇に大きな反響を呼び、「傅派」という現代中国美術の新潮流が誕生しました。
3.掛け軸作家「傅 抱石」の生い立ちや歴史
生家が手工業者という環境だった傅抱石は、自然と創作に親しむ少年時代を送りました、制作意欲と技法の探究心はずば抜けて強く、1947年には上海で個展を開催し、斎白石と並び「北石南石」と称賛されるなど高く評価されました。また、南京大学教授、中国美術家協会副主席など要職に就き後進の育成に尽力するとともに、1957年には中国美術家の代表団の一員として海外を歴訪し、中国美術界のさらなる発展に寄与しています。61歳で逝去しました。
4.傅 抱石の掛け軸作品の代表作一覧
- 江山如此多娇(1959年)
- 黄河清
- 山阴道上
- 钟馗
- 屈原
5.傅 抱石の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
人気の作家であり作品の美術史的価値も高いことから、高値で取引されることが多いです。真作はもちろんのこと、肉筆のものでも署名や落款、作品の保存状態や表装、付属品などの条件が整った作品では、期待以上の高額落札となる可能性も十分あります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 傅抱石本人の作品であるか(証明書や鑑定書があるか)
- 作者の署名(落款)があるかどうか
- 付属品は揃っているかどうか(共箱・共布・栞などがあれば査定額の上乗せ可能)
- 保存状態は良いか(傷やシミなどがなく良好であれば評価額が高くなります)
- 表装はされているかどうか
- 作品の大きさはどうか
6.傅 抱石の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
肉筆の作品では5万円以上の値がつくことも多くあります。真作であるかどうかの他に、署名や落款、本紙のヤケなど作品の保存状態、表装や付属品が揃っているかなどで査定額は変動しますが、保存状態がよく完成度の高い作品では、一気に高額落札に至ることもあります。作品全体が縦230cm、横56cm、本紙が縦118cm、横42cmの肉筆保証済みの掛け軸『仕女図』では、署名、落款あり、表装がされていて軸先など付属品もあり、作家の個性がよく表現された作品だったこともあり、534,333円の高額落札となりました。
7.傅 抱石の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
日本にも縁が深く海外でも知名度のある傅抱石は、中国本土のみならず世界的に大変人気のある作家です。作品の市場価値は非常に高いと言え、保存状態にもよりますが高額査定となる可能性が高いと言えるでしょう。傅抱石作品をお持ちでしたら、ぜひ査定に出されることをお勧めします。
その他の掛け軸について
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